大晦日の行事
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 02:37 UTC 版)
大晦日には、様々な年越しの行事が行われる。年越しの夜のことを除夜(じょや)とも言う。かつては、除夜は年神を迎えるために一晩中起きている習わしがあり、この夜に早く寝ると白髪になる、皺が寄るとかいった俗信があった。また、大晦日の伝統的な風習には以下のようなものがある。 年越し蕎麦(地方によっては他の食事) 除夜の鐘(108つの煩悩を祓う) 二年参り(初詣) 雑煮(古くは、大晦日の夜から一日が始まるため既に新年であり、正月の食事をとる家庭もある) お年取り(長野県などで行われるごちそうなどを食べる行事) 晦日祓い -「みそかっぱらい」ともいう。主に関東で行われている。大掃除の済んだ大晦日の深夜、家中の部屋を小さな幣束で払ってまわり、最後に使用した幣束を鬼門の方角の土や、辻に刺して立てておく。晦日払い。 神社仏閣や各地方では伝統的な行事が行われ、その他にも年越しを祝うイベントが行われる。また、そういった行事やイベント、初日の出など元旦のイベントの為に移動する人が多いため、鉄道などの交通機関が日常は営業時間外となっている深夜に営業する事もある。
※この「大晦日の行事」の解説は、「大晦日」の解説の一部です。
「大晦日の行事」を含む「大晦日」の記事については、「大晦日」の概要を参照ください。
- 大晦日の行事のページへのリンク