大日霊貴命とは? わかりやすく解説

天照大神

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/12 09:54 UTC 版)

天照大神(あまてらすおおかみ)または天照大御神(あまてらすおおみかみ)は、日本神話主神として登場する女神と解釈され、高天原を統べる主宰神で、皇祖神である。『記紀』においては、太陽神の性格と巫女の性格を併せ持つ存在として描かれている。神武天皇来孫


注釈

  1. ^ 布波能母遅久奴須奴神八島牟遅能神などにも見られる。
  2. ^ 「我が心清く明し。故れ、我が生める子は、手弱女を得つ。」[16]
  3. ^ 日本書紀には6柱とする説もある
  4. ^ 1871年12月22日、政府は伊勢神宮の神宮大麻を地方官を通して全国700万戸に1体2銭で強制配布することに決め、翌年から実施した。1878年(明治11年)以後は受不受は自由となったが、依然として地方官が関与してトラブルを生ずることがあった[41]
  5. ^ 「皇大神宮は、内宮(ないくう)とも呼ばれ、御祭神は皇室の御先祖神と尊ばれ、また、国民の総氏神と仰がれている天照大神(あまてらすおおみかみ)です。」[42]
  6. ^ 中世神話では主に男性神として、中世に編纂された『日諱貴本紀』には両性具有神として描写される。

出典

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大日靈貴命

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有鹿神社」の記事における「大日靈貴命」の解説

オオヒルメムチノミコト。天照大神の別名で皇室祖先神とされている。『新編相模国風土記稿』にも祭神大日靈と古縁起記載がある旨が記されている。しかし、有鹿比古命太陽神で同じとはいえ女神男神違いがあるので、別の神であると近年[いつ?]結論付けられた[誰によって?]。これはそもそも別当寺総持院真言宗であるため、その本尊を「大日如来」とすることから、後付けされたものと考えられている[要出典]。また、明治時代記紀祭神優遇する風潮により、そのまま大日靈貴命が祭神となっていたが、その後、旧に復した

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