大山道場とは? わかりやすく解説

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大山道場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/26 14:39 UTC 版)

大山道場(おおやまどうじょう)は、大山倍達が興した空手道場[1]。正式名称は日本空手道極真会 大山道場[2]1964年に設立される極真会館の前身となった[3]


注釈

  1. ^ a b 日本大学剛柔流空手道部出身で石橋雅史の後輩である[5]。大学在学中に浅草の剛柔流本部で大山倍達と知り合い、大山が池袋立教大学裏で道場を開設した時に南本は道場での指導を頼まれ、大山道場初期の門下生を指導した[5]。相手を羽目板まで追い込んでも攻め続けたという厳しい姿勢を持ち、大山道場に「負けてはいけないんだ」という闘争心を持ち込んだ[5]。仕事の都合で道場へ通えなくなったことから、指導の引継ぎを先輩の石橋に頼み、大山道場を去った[5]
  2. ^ 劇画空手バカ一代』に登場する「有明省吾」のモデルで、大山倍達が「歴代の弟子の中で一番強い」と語った空手家[8]。技は何でも使いこなすオールラウンドプレイヤー[8]身長185cm体重80kg[8]群馬県桐生市出身[8]

出典

  1. ^ a b c d e f 日本語)『蘇る伝説「大山道場」読本』(初刷)日本スポーツ出版社(原著2000年1月14日)。ISBN 4930943272 
  2. ^ 大山倍達『マス大山の正拳一撃』(初刷)市井社、〒162 東京都新宿区市ヶ谷田町1-3 片倉ビル603(原著1990年12月31日)、144 - 146頁。ISBN 488208029X 
  3. ^ a b c d e 「極真会館年表 1923 - 1996」『新・極真カラテ強豪100人』'97年度改訂版ゴング格闘技1月号増刊、日本スポーツ出版社、1997年1月29日、190 - 191頁。 
  4. ^ a b c d e f 新・極真カラテ強豪100人 「郷田、盧山両最高顧問が語る“伝説の大山道場”」 58 - 61頁。
  5. ^ a b c d 蘇る伝説「大山道場」読本、42 - 49頁。
  6. ^ a b 「国際空手道連盟極真会館 年度別昇段登録簿(国内)」『極真カラテ総鑑』(初版)株式会社I.K.O. 出版事務局、171-0021東京都豊島区西池袋2-38-1(原著2001年4月20日)、62頁。ISBN 4816412506 
  7. ^ a b c d e 極真カラテ総鑑「極真の歴史 最強の奔流」 55頁。
  8. ^ a b c d 新・極真カラテ強豪100人 「有明省吾の名で一世風靡 春山一郎」 40頁。
  9. ^ 渡邊一久 著「梶原一騎氏に伝えた実戦談」、フル・コム 編『幻の大山道場の組手 かつて地上最強の空手は実在した』(初版第1刷)東邦出版〈BUDO-RA BOOKS〉(原著2013-5-6)、54 - 55頁。ISBN 978-4-8094-1118-2OCLC 841143377。C0075。 


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