大山そだち

品種登録データベース

大山そだち【ｵｵﾔﾏｿﾀﾞﾁ】（草花類）

	登録番号	第5372号
	登録年月日	1997年 2月 28日
	農林水産植物の種類	からしな
	登録品種の名称及びその読み	大山そだち 　よみ：ｵｵﾔﾏｿﾀﾞﾁ
	品種登録の有効期限	15 年
	育成者権の消滅日
	品種登録者の名称	神奈川県
	品種登録者の住所	神奈川県横浜市中区日本大通１
登録品種の育成をした者の氏名	藤代岳雄 林英明 法月靖生 成松次郎 坂本英介 望月正之
登録品種の植物体の特性の概要
この品種は「大山菜」に「清国青菜」を交配し，選抜，育成した固定品種で，葉面の毛じがなく，耐寒性の強い，葉肉の辛味が激しい品種である。 草姿は中，分げつ性及び茎の肥大性は無である。葉数はやや少，葉長は長，鋸歯の多少はやや多，葉色は緑，葉面の着色及び毛じは無，葉柄・中肋の形はやや偏平，幅及び基部の幅はやや狭，葉柄の長さはかなり短である。根の肥大性は無，早晩性は中，耐寒性は強，葉肉の辛味は激である。 「大山菜」と比較して，葉面の着色及び葉面の毛じがないこと，葉柄・中肋の形が偏平であること等で，「清国青菜」と比較して，草姿が中であること，鋸歯が多いこと，葉柄の長さが短いこと，葉柄・中肋基部の幅が狭いこと等で区別性が認められる。
登録品種の育成の経過の概要
この品種は，出願者の研究所（神奈川県平塚市寺田縄）において，「大山菜」に　「清国青菜」を昭和61年に交配し，その後Ｆ１を自殖し，Ｆ２以降は系統選抜と個体選抜を行い，平成４年に目標とする特性を有しているのを確認して育成を完了した。 　なお，出願時の名称は「新大山菜」であった。