大太法師

デジタル大辞泉

だいだ‐ぼうし〔‐ボフシ〕【大太法師】

読み方：だいだぼうし

伝説上の巨人。怪力をもち、富士山を一夜でつくり上げたとか、榛名(はるな)山に腰掛けて利根川で足を洗ったりしたとかいう、さまざまな伝承がある。だいだらぼうし。だいだらぼっち。だいだぼっち。だいだらぼう。だいだらぼっち。

だいだ‐ぼっち【大太法師】

読み方：だいだぼっち

「だいだぼうし（大太法師）」に同じ。

だいだら‐ぼっち【大太法師】

読み方：だいだらぼっち

「だいだぼうし（大太法師）」に同じ。

でえたら‐ぼっち【大太法師】

読み方：でえたらぼっち

⇒だいだぼうし

世界宗教用語大事典

だいだらぼっち 【大太法師】

日本の巨人伝説の一つ。東日本に広く分布。絶大な怪力をもち、富士山を一夜で作り、榛名山に腰かけ利根川で脛を洗ったなどの伝承がある。足跡に水がたまって沼になったともいう。だいだぼうし。だいだらぼう。名については、タラは貴人の尊称とか、タタラの転訛とか諸説があるが、定かでない。→ 巨人伝説