大和本草とは?

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Weblio 辞書辞書・百科事典大和本草の解説 

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やまとほんぞう やまとほんざう 【大和本草】

本草書。一六巻、付録二巻、諸品図三巻。貝原益軒著。1708年成立。「本草綱目所載のものに、日本特有のものや外国産のものも加え総数一三六二種を分類和文体記述する。


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大和本草

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2009/04/30 06:01 UTC 版)

大和本草(やまとほんぞう)は貝原益軒が編纂した本草書である。1709年宝永7年)に刊行された。

益軒は『本草綱目』の分類方法をもとに独自の分類を考案し編纂、収載された品目は1,362種、本編16巻に付録2巻、図譜3巻、計21巻。

薬用植物(動物、鉱物も含)以外にも、農産物や無用の雑草も収載されている。また「大和本草」は古典に記載された物の実体を確定する名物学的側面も持っている。本来の本草学とは薬用植物を扱う学問であるが、この大和本草に於いて日本の本草学は博物学に拡大された。これらは益軒が本草学にとどまらず農学、儒学、和漢の古典など多数の学問に通じていたからこそ出来たことでもある。

「大和本草」には漢名の無い品目も多数収載されている。益軒以前の日本の本草学は「本草綱目」を分析する文献学であった。他の学者は漢名のない日本独自の物は無視して取り上げない、あるいは無理に当てはめるというようなことをしたが益軒はそれをしなかった。また、図版を多く用いることで理解を助ける、仮名が多く使われていることも当時の学問書としては異例のことである。これは益軒が学問を真に世の人の役に立つものにしたいという思いの現れである。

益軒は自ら観察・検証することを基本とした。この後日本の本草学は文献学から脱皮し、自らの足で歩き植物を発見・採取する本草学者が現れるようになった。

各巻

  • 巻之一
    • 凡例
    • 論本草書
    • 論物理
  • 巻之二
    • 論薬用
  • 巻之三
    • 水類
    • 火類
    • 金玉石土
  • 巻之四
    • 穀類
    • 醸造類
  • 巻之五 草之一
    • 菜蔬類
  • 巻之六 草之二
    • 薬類
    • 民用類
  • 巻之七 草之三
    • 花草
    • 園草
  • 巻之八 草之四
    • 蓏類
    • 蔓類
    • 芳草
    • 水草
    • 海草
  • 巻之九 草之五
    • 雑草
    • 菌類
    • 竹類
  • 巻之十 木之上
    • 四木類
    • 果木類
  • 巻之十一木之中
    • 薬木類
    • 園木
  • 巻之十二木之下
    • 花木
    • 雑木
  • 巻之十三 魚
    • 河魚
    • 海魚
  • 巻之十四 蟲
    • 水蟲
    • 陸蟲
    • 介類
  • 巻之十五
    • 水鳥
    • 山鳥
    • 小鳥
    • 家禽
    • 雑禽
    • 異邦禽
  • 巻之十六
    • 獣類
    • 人類
  • 付録 巻之一
  • 付録 巻之二
  • 諸品図上
  • 諸品図中
  • 諸品図下

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