夜のくもざる―村上朝日堂超短篇小説
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『夜のくもざる―村上朝日堂超短篇小説』(よるのくもざる むらかみあさひどうちょうたんぺんしょうせつ)は、村上春樹と安西水丸の短編小説(ショートショート)集、画集。
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注釈
- ^ 村上はエッセイ「フリオ・イグレシアスのどこが良いのだ! (1) (2)」の中で次のように書いている。「僕のまわりにはどういうわけか面喰いの女の人が多い。僕としては三十すぎて亭主持ちで何が面喰いだよと思うんだけど、気が弱いからそういうことは口に出さない。心で思うだけである。僕はこういう女の人たちをフリオ症候群と名付けている」[4]
- ^ 短編小説「ファミリー・アフェア」では、妹と同居する語り手が次のように毒づく場面がある。「彼が軽いボーカルが聴きたいというので、妹はフリオ・イグレシアスのレコードをかけた。フリオ・イグレシアス!(注・原文は傍点付き) と僕は思った。やれやれ、どうしてそんなモグラの糞みたいなものがうちにあるんだ?」[5]
出典
- ^ 本書、新潮文庫、249頁。
- ^ 村上朝日堂ホームページ、読者&村上春樹フォーラム71(2006年5月11日)。
- ^ 村上春樹 安西水丸『村上朝日堂超短篇小説 夜のくもざる』|新潮社
- ^ 『村上朝日堂』新潮文庫、114頁。
- ^ 『象の消滅 短篇選集 1980-1991』新潮社、2005年3月、238頁。
- ^ 『世界は村上春樹をどう読むか』国際交流基金 企画 柴田元幸・沼野充義・藤井省三・四方田犬彦 編 | 単行本 - 文藝春秋BOOKS
- ^ 高等学校 現代文B【現B314】 - 明治書院
- ^ 『夢のサーフシティー』朝日新聞社、1998年7月、読者&村上春樹フォーラム83。
- 1 夜のくもざる―村上朝日堂超短篇小説とは
- 2 夜のくもざる―村上朝日堂超短篇小説の概要
- 3 収録作品(おまけ)
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