多田分屯地とは? わかりやすく解説

多田分屯地

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/19 06:24 UTC 版)

座標: 北緯43度26分15秒 東経142度31分00秒 / 北緯43.4374645579086度 東経142.51653671264648度 / 43.4374645579086; 142.51653671264648多田分屯地(ただぶんとんち、JGSDF Vice-Camp Tada)とは、北海道空知郡上富良野町字上富良野に所在し、多田弾薬支処等が駐屯している陸上自衛隊上富良野駐屯地の分屯地である。

概要

分屯地司令は、多田弾薬支処長が兼務。1956年(昭和31年)10月には弾薬備蓄施設として多田弾薬支処が日の出地区で編成を整えたが、1977年(昭和52年)には富原地区に移転するとともに分屯地となった。多田分屯地は、拡張のために1985年(昭和60年)から1987年(昭和62年)にかけて用地買収が行われた。これは「戦略的価値が極めて重視されだした」ためであり、防衛庁が「本道の真ん中に位置し交通の便が良い」ことに着目したことにあった[1]。2023年現在、陸上自衛隊の弾薬支処(弾薬貯蔵所)は道内に6カ所あるが、当分屯地は国内随一の規模をもち、最新鋭の施設となっている。

沿革

  • 1956年(昭和31年)10月10日 - 北海道地区補給処多田弾薬支処が島松駐屯地より移駐[2]し編成完結。
  • 1977年(昭和52年)3月25日 - 多田分屯地開設。
  • 2023年(令和5年)9月18日 - 次年度より弾薬庫整備のための調査を実施することが報道された[3]

駐屯部隊

最寄の幹線交通

脚注

  1. ^ 『北海道新聞』1984年7月6日朝刊
  2. ^ 『北部方面隊50年のあゆみ : 歩みつづけるつわものたちのきらめく記憶』(山藤印刷株式会社/編集,陸上自衛隊北部方面総監部/監修 2003)
  3. ^ 4道県9カ所で弾薬庫の整備へ 反撃能力使用の長射程弾も”. 47NEWS (2023年9月18日). 2023年9月19日閲覧。






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