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夕立人物図鐔

ゆうだちじんぶつずつば

江戸後期山城国京都
朧銀地竪丸形出高色絵象嵌
縦;66.5ミリ横;61ミリ
特製落とし込み桐箱

黒味の強い朧銀地を鋤出高彫の工法により、とある夏の日の午後伴って突然に襲い来た夕立と、これに応ず人々の姿を写生描写した、元堂正楽の得意とする画題。厚いは激しい渦巻いて大粒を降らせ、これに遭遇した一本差人物は頭を抱え逃げ出し百姓家では俵をあわてて小屋中に運びこんでおり、また、旅の僧は天を見上げながら駈け出しを運ぶ女は恐れ感じぬのか、さほど気にもかけぬ様子それぞれ表情正確な構図力感ある巧みな彫刻色絵象嵌技法により生き生き再現され、縦横7cmに満たない鍔上に広大自然界を閉じ込めて独自の境域感じさせる力作となっている。

夕立人物図鐔






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