壺算とは? わかりやすく解説

壺算

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/01 05:48 UTC 版)

壺算(つぼざん)は古典落語の演目。別名に壺算用(つぼざんよう)[1]。巧妙な手口で壺を値切って買おうとする男の噺。原話は延享4年(1747年)に出版された京都板「開口新語」の一遍[1]。元は上方落語の演目で3代目三遊亭円馬が東京へ移入した。上方では「壺算用」の題で演じられる。登場するのは(かめ)なのに、題は「」である理由について、唐沢俊一によれば、もともと家普請で坪数の計算誤りのことを「坪算」と言い、それに掛けたダジャレであると説明している[2]


  1. ^ a b c 東大落語会 1969, pp. 306–307, 『壺算』.
  2. ^ 立川 2006, p. 188, 『薄型テレビ算』解説.
  3. ^ 立川 2006, pp. 158–186, 『薄型テレビ算』.


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