城跡
城趾
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/01/13 09:44 UTC 版)
「ポレのエーファーシュタイン城」(ポレ城とも呼ばれる)の城趾は、ポレ背後の高さ約 25 m の円錐形の山頂に建つ印象深い城趾で、すぐ東の麓をヴェーザー川蛇行部が流れている(北緯51度53分 東経09度24分)。この城は1285年に「Eversteiner Burg」として文献に記録されており、エーファーシュタイン伯の主城として用いられている。三十年戦争中、1641年にスウェーデン軍によって破壊され、城趾だけが遺された。 1984年に大規模な修復が行われた城は現在、ヴェーザー渓谷の顕著な城趾である。城趾は、事実上環状壁のみのフォアブルク(前砦)と約 20 m の高の登ることができる円筒形のベルクフリート(主塔)ともつハウプトブルク(本砦)からなる。ここには環状壁の跡だけでなく、例えば楼門や居館の壁跡など、多くの建物の痕跡が遺っている。ポレ城の城趾は見学することができるよう整備されている。城の広場では、年に何度も文化イベントが開催されている。2007年から2009年9月まで、発掘作業がなされていた。 ポレ城の主塔 ポレ城。手前はヴェーザー川と渡し船 ポレ城から見下ろすヴェーザー川蛇行部 ポレ城の主塔から見下ろすポレの町並み
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