坂本堤弁護士一家殺害事件とは? わかりやすく解説

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坂本堤弁護士一家殺害事件

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/16 03:43 UTC 版)

坂本堤弁護士一家殺害事件(さかもとつつみべんごしいっかさつがいじけん)は、1989年平成元年)11月4日に旧オウム真理教の幹部6人が、オウム真理教問題に取り組んでいた弁護士であった坂本堤(当時33歳)とその妻子合わせて3人を殺害した事件である[1][2]


注釈

  1. ^ これは1個だけであり法律事務所に保管されていたため可能性はない。
  2. ^ 当初の横浜法律事務所との話の中で、教団は創価学会の名前を挙げた。
  3. ^ 無論麻原本人が契約や弁済をする必要はないので、これは理由として成立していない。
  4. ^ 「横浜人材活用センター」に異動させられた国労組合員が抵抗運動を貫いたところ暴力事件を捏造され、これを口実に免職や停職の懲戒処分を受けた。
  5. ^ 初めに間違って僧ヶ岳と報道されたため、現在でも僧ヶ岳山中であるような報道や資料がある。
  6. ^ 片貝地区民などが林業のために出入りするが危険であるため見学は推奨されない。国土地理院 地図閲覧システム 2万5千分1地形図名:宇奈月
  7. ^ 土地所有者の了解を得て、有志により脇に石造の慰霊碑も作られたが、2011年11月12日に麓の片貝山ノ守キャンプ場へと移設された[62]。これは積雪や落石で慰霊に危険が伴うという指摘があったため[63]

出典

  1. ^ 第1期 事件発生から「救う会」結成まで - 生きて帰れ!(坂本弁護士と家族を救う全国弁護士の会)。
  2. ^ 坂本事件とマスコミ報道》第二 坂本事件とTBS問題》一 事実経過 - 生きて帰れ!(坂本弁護士と家族を救う全国弁護士の会)。
  3. ^ a b 江川紹子『「オウム真理教」追跡2200日』(文藝春秋、1995年)
  4. ^ a b c d e f g 松本智津夫被告 法廷詳報告 林郁夫被告公判
  5. ^ 法廷全記録2、328頁-329頁。
  6. ^ 法廷全記録2、333頁。
  7. ^ 降幡賢一『オウム法廷2上』 p.72
  8. ^ 江川紹子『「オウム真理教」追跡2200日』 p.179
  9. ^ 降幡賢一『オウム法廷 グルのしもべたち下』 p.182
  10. ^ a b c d 平成7合(わ)141 殺人等 平成16年2月27日 東京地方裁判所
  11. ^ 法廷全記録7、110頁。降幡賢一『オウム法廷12』 p.159
  12. ^ 江川紹子『全真相 坂本弁護士一家拉致・殺害事件』 p.113
  13. ^ 早川紀代秀『私にとってオウムとは何だったのか』 p.150
  14. ^ a b c d 松本智津夫 第25回公判 岡崎一明証人 検察官主尋問(97・2・13)
  15. ^ 降幡賢一『オウム法廷11』 p.99
  16. ^ a b 降幡賢一『オウム法廷2 下』 p.85-90
  17. ^ 佐木隆三『大義なきテロリスト』 p.128
  18. ^ 佐木隆三『大義なきテロリスト』 p.21
  19. ^ NHKスペシャル取材班「未解決事件 オウム真理教秘録」 p.100
  20. ^ 毎日新聞社会部『オウム「教祖」法廷全記録3』現代書館〈オウム「教祖」法廷全記録〉、1998年、93頁。ISBN 9784768470039 
  21. ^ 江川紹子『全真相 坂本弁護士一家拉致・殺害事件』 p.122
  22. ^ 佐木隆三『大義なきテロリスト』 p.23
  23. ^ 降幡賢一『オウム法廷2下』 p.274
  24. ^ “オウム裁判で分かったこと、残る謎”. Yahoo!ニュース. (2015年4月30日). https://news.yahoo.co.jp/byline/egawashoko/20150430-00045208 
  25. ^ 毎日新聞社会部『裁かれる「オウムの野望」』 p.164
  26. ^ 江川紹子『全真相 坂本弁護士一家拉致・殺害事件』 p.14
  27. ^ a b 降幡賢一 『オウム法廷11』 p.100, 117, 314、『オウム法廷12』 p.118
  28. ^ 降幡賢一『オウム法廷11』 p. 269, 314
  29. ^ a b c d e f g h 江川 1997, p. 12-21.
  30. ^ 江川 1997, p. 20.
  31. ^ 降幡賢一『オウム法廷11』 p.146
  32. ^ 「松本智津夫被告 第55回公判 法廷詳報」1997年11月7日 読売新聞
  33. ^ 毎日新聞社会部『オウム「教祖」法廷全記録3』 p.207
  34. ^ 江川 1997, p. 22.
  35. ^ 江川 1997, p. 23.
  36. ^ a b c d e f g 『「オウム真理教」追跡2200日』p.94-104「七つの疑問」。
  37. ^ a b c d e f g h i 『「オウム真理教」追跡2200日』p.78-93「坂本弁護士vsオウム 暗闘六カ月」。
  38. ^ 『「オウム真理教」追跡2200日』p.105-113「血のイニシエーション」。
  39. ^ 『オウム法廷6』(朝日新聞社 2000年)
  40. ^ 江川紹子『全真相 坂本弁護士一家拉致・殺害事件』 p.147
  41. ^ NHKスペシャル取材班「未解決事件 オウム真理教秘録」 p.426
  42. ^ 江川紹子『全真相 坂本弁護士一家拉致・殺害事件』(文藝春秋、1997年)
  43. ^ a b 『ヴァジラヤーナ・サッチャ No.9』 p.113-115
  44. ^ 佐藤道夫『「不祥事続出警察」に告ぐ』(小学館文庫、2000年)
  45. ^ NHKスペシャル取材班「未解決事件 オウム真理教秘録」 p.98
  46. ^ 後藤忠政「憚りながら」宝島社文庫p282-4.
  47. ^ a b c d e f g h (二) オウム真理教の宣伝に「文化人」「有名人」らが果たした役割 坂本弁護士と家族を救う全国弁護士の会公式サイト
  48. ^ a b c d 松井清人 (2019年8月29日). “凶悪犯・麻原彰晃を持ち上げた実名リスト「彼は嘘をつくような人ではない」”. PRESIDENT Online. 2021年7月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年11月15日閲覧。
  49. ^ 宗教情報リサーチセンター『<オウム真理教>を検証する』 p.221
  50. ^ NHK 2013, p. 330.
  51. ^ 『オウム教祖法廷全記録 2』 9頁。
  52. ^ 『オウム教祖法廷全記録 2』 293頁。3億円は宅配便で友人宅に預けようとするが、早川らにより取り戻される。
  53. ^ 『オウム教祖法廷全記録 2』 297頁。
  54. ^ NHKスペシャル取材班「未解決事件 オウム真理教秘録」 p.95
  55. ^ 降幡賢一『オウム法廷13』 p.181
  56. ^ NHKスペシャル取材班「未解決事件 オウム真理教秘録」 p.101
  57. ^ 降幡賢一『オウム法廷11』 p.21
  58. ^ 降幡賢一『オウム法廷6』 p.287
  59. ^ 「オウムの関与 幹部が示唆 坂本弁護士一家の失踪事件」 朝日新聞1995年5月19日朝刊
  60. ^ 毎日新聞社会部『オウム「教祖」法廷全記録3』 p.257
  61. ^ 坂本堤弁護士遺体発見に関する声明”. 日本弁護士連合会 (1995年9月6日). 2020年9月29日閲覧。
  62. ^ 『北日本新聞』2011年11月13日付34面『事件風化させない 坂本弁護士妻・都子さん 魚津の慰霊碑麓へ』より。
  63. ^ “坂本弁護士一家慰霊碑、キャンプ場内に移設”. 読売新聞. (2011年11月18日). オリジナルの2011年11月21日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20111121100231/http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111118-OYT1T00301.htm 2013年11月14日閲覧。 
  64. ^ 毎日新聞 2004年2月15日付26頁
  65. ^ 都子基金 2004年10月6日講演録
  66. ^ 朝日新聞 2018年7月7日付茨城県版
  67. ^ 降幡賢一『オウム法廷 グルのしもべたち下』 p.248
  68. ^ 『都子 聞こえますか ―オウム坂本一家殺害事件・父親の手記―』(大山友之著、新潮社 2000年)』
  69. ^ 降幡賢一『オウム法廷5』 p.199
  70. ^ 『オウム帝国の正体』(一橋文哉著、新潮社 2000年)など
  71. ^ カナリヤの詩110号 カナリヤの会
  72. ^ 早川紀代秀川村邦光『私にとってオウムとは何だったのか』 2005年 p.156


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