地底世界のターザンとは? わかりやすく解説

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地底世界のターザン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/19 07:11 UTC 版)

地底世界のターザン』(ちていせかいのたーざん、: Tarzan at the Earth's Core)は、エドガー・ライス・バローズによるアメリカSF小説


  1. ^ エドガー・ライス・バロウズ 「E・R・バロウズ作品総目録(H・H・ヘインズの資料による)」『恐怖のペルシダー』 関口幸男訳、早川書房ハヤカワ文庫SF〉、野田昌宏1971年、289-296頁では、109作と欠番1つで全110作。しかし、死後に短編「金星の魔法使」(金星シリーズ最終作)や「タンゴール再登場」が発見されており、それらはこのリストには載っていない。
  2. ^ リチャード・A・ルポフ 『バルスーム』 厚木淳訳、東京創元社1982年、261-265頁では69冊。同書14頁で触れてある、「1970年のエース・ブックスのペイパーバック版『金星の魔法使』(それまで未収録だった「海賊の血」を収録)」を入れると70冊になる。
  3. ^ エドガー・ライス・バロウズ 「地球空洞説の系譜」『地底世界ペルシダー』 佐藤高子訳、早川書房〈ハヤカワ文庫SF〉、野田昌宏、1971年、239頁。
  4. ^ 連載は、第1作が1914年、第2作が1915年。単行本化は、それぞれ1922年1923年
  5. ^ エドガー・ライス・バローズ 「訳者あとがき」『石器の世界ペルシダー』 厚木淳訳、東京創元社〈創元推理文庫〉、1976年、359頁によると、1935年
  6. ^ エドガー・ライス・バロウズ 「ターザン、ペルシダーへ行く」『地底世界のターザン』 佐藤高子訳、早川書房〈ハヤカワ文庫SF〉、野田昌宏、1971年、337頁。
  7. ^ エドガー・ライス・バローズ 「訳者あとがき」『ターザンの世界ペルシダー』 厚木淳訳、東京創元社〈創元推理文庫〉、1976年、343頁。
  8. ^ 同上。
  9. ^ 『バルスーム』 178頁。
  10. ^ 『地底世界のターザン』 29頁。
  11. ^ 「訳者あとがき」『ターザンの世界ペルシダー』 343頁。
  12. ^ 『地底世界のターザン』 23頁。
  13. ^ 『地底世界のターザン』 26-27頁。
  14. ^ 『地底世界のターザン』 326頁。
  15. ^ 「訳者あとがき」『ターザンの世界ペルシダー』 342頁。
  16. ^ 「E・R・バロウズ作品総目録(H・H・ヘインズの資料による)」『恐怖のペルシダー』 293頁。
  17. ^ 「ターザン、ペルシダーへ行く」『地底世界のターザン』 337頁。
  18. ^ 「訳者あとがき」『ターザンの世界ペルシダー』 340頁。
  19. ^ 「E・R・バロウズ作品総目録(H・H・ヘインズの資料による)」『恐怖のペルシダー』 289-296頁。
  20. ^ ヘインズのリストの内、少なくとも『石器時代から来た男』は、通常、シリーズには含めない(ハヤカワ版でも正伝としての刊行予定はなく、別巻扱いでの刊行予定であった)。また、子供向け作品2作("The Tarzan Twins"と"Tarzan and The Tarzan Twins with jad-bal-ja the Golden Lion"、邦訳は『ターザンの双生児』として1冊にまとめられている)は、シリーズに含める場合と含めない場合がある。
  21. ^ 死後、複数の遺稿が発見され、少なくとも5巻が発行された。ただし、未単行本化だった作品も含む。
  22. ^ 『バルスーム』 263頁。
  23. ^ 「E・R・バロウズ作品総目録(H・H・ヘインズの資料による)」『恐怖のペルシダー』 293頁。
  24. ^ 「E・R・バロウズ作品総目録(H・H・ヘインズの資料による)」『恐怖のペルシダー』 290-291頁。
  25. ^ 「ターザン、ペルシダーへ行く」『地底世界のターザン』 337頁。
  26. ^ エドガー・ライス・バローズ 「訳者あとがき」『合本版・火星シリーズ第2集火星の幻兵団』 厚木淳訳、東京創元社〈創元SF文庫〉、2002年、768-769頁。
  27. ^ エドガー・ライス・バローズ 「訳者あとがき」『ターザン』 厚木淳訳、東京創元社〈創元SF文庫〉、1999年、394頁。
  28. ^ 「E・R・バロウズ作品総目録(H・H・ヘインズの資料による)」『恐怖のペルシダー』 289頁。


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地底世界のターザン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/10/13 21:47 UTC 版)

ターザン・シリーズの登場人物と用語」の記事における「地底世界のターザン」の解説

元版は『ターザンの世界ペルシダー』。ペルシダー・シリーズ第4巻兼ねており、前作戦乱ペルシダー』(創元版は『海賊世界ペルシダー』)の続きとなっている。 ペルシダー 本作の舞台地球内部にある、空洞世界デヴィッド・イネス元版ではディヴィッド・イネス。ペルシダー・シリーズ主人公アメリカ人翼竜から進化したマハールからペルシダー人を解放しペルシダー帝国築いて皇帝就任した前作で、新たな敵コルサール人捕虜となる。彼を救うのが、本作メイン・テーマとなっている。本作での出番極めて短く実質的に登場しないアブナー・ペリー デヴィッド友人であり、技術者でもある老人ペルシダー帝国ライフル帆船もたらした前作デヴィッド窮地伝え以後サリペルシダー帝国実質的な首都)で艦隊建造していた。直接登場しないジェイスン・グリドリー 本作ゲスト・ヒーローペルシダー・シリーズ前作では、冒頭最後のみの出番に留まった。ペリー通信相手。 グリドリー波の発見者であり、グリドリー波はペルシダーのみならずバルスームとの通信にも使われている(火星シリーズ第7巻火星秘密兵器』、第9巻火星の合成人間』)。金星シリーズ第1巻金星海賊』の序盤に、わずかながら登場し後述フォン・ホルスト生存連絡している。 本作では、デヴィッド救出名乗りを上げ計画練り隊長ターザンスカウトした。飛行船0-220号は、ターザン(と、前作ゲスト・ヒーローであるエリッヒ・フォン・ハーベン)の御蔭新素材ハーベナイトで建造され予想上の扱いやすさを示した。 しかし、まずターザンが、自身過信して遭難ペルシダーでは太陽動かず星空もないため、方向見失った)、グリドリーやワジリ族(ムヴィロ以下、10名)も二次遭難しデヴィッド救出どころではなく終盤まで本筋から離れた行動となったフォン・ホルスト 飛行船0-220号の乗組員航空士)。彼のみ、最後まで消息不明となった。グリドリーは責任感じ、彼を探すために残留志願する。しかし、後日語られたところでは、ターザンらが「デヴィッドが、ペルシダー人で構成した捜索隊組織する方が効果的」と説得したため、グリドリーは0-220号で地上戻ったフォン・ホルストは、ペルシダー・シリーズの次巻『栄光ペルシダー』(創元版は『石器世界ペルシダー』)で主人公務め最終的にデヴィッド出会いサリ行き勧められている。答え明らかにされていないが、彼の妻であるロ・ハール族のラ・ジャサリ移住したようなので(第7巻ペルシダー還る』。創元版は『美女世界ペルシダー』)、ホルストサリ住んでいると思われるジャナ 本作ヒロイン。<ゾラムの赤い花>と呼ばれる美女。グリドリーと結ばれる。彼女もサリ行き志願したが、実際はグリドリーと地上向かった思われる第6巻で、ゾラム族のズォル(創元版ゾール)が「ジャナ恋人別世界行った」と説明している)。 ソアという兄がおり、彼はターザン行動を共にしている。 タル・ガシュ サゴス族(ゴリラ人間、と説明されている)の一員で、一時期ターザン行動を共にした。 名前の意味は「白い牙」。マンガニの言葉使っており、その偶然にターザン興味覚えたズップナー 飛行船0-220号の船長務める。部下には、フォン・ホルストの他、彼と同じ航空士ドルフ操縦士にはハインズ中尉などがいる。 コルサール人 エル・シド頭領とする海賊国家デヴィッド推測では、北極の穴を通ってきた地上人末裔。意味はコルセア語源、と作中では思われている。帆船マスケット銃使い人海戦術押し立てる前作では、マハール狩り立てエル・シド以下、幹部クラス登場したが、本作では無関係人物のみしか直接には登場していない。 アノロックのジャ 本名ジャのみだが、通り名として出身地をつけて「アノロックのジャ」と呼ばれることが多い。海洋民族(島で生活している)であり、ペルシダー帝国では海軍提督ペリー建造した艦隊率い、コルサールを目指していたところ、ターザンらと合流。すぐに飛行船O-220号とも合流しデヴィッド無血解放させる。 ムヴィロ、ワジリ族についてはワジリ族と関係者参照

※この「地底世界のターザン」の解説は、「ターザン・シリーズの登場人物と用語」の解説の一部です。
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