名古屋市営地下鉄名城線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/30 18:10 UTC 版)
名城線(めいじょうせん)は、愛知県名古屋市東区の大曽根駅から、同市中区の栄駅、金山駅、同市瑞穂区の新瑞橋駅、同市千種区の名古屋大学駅を経て、大曽根駅までを環状に結ぶ、名古屋市営地下鉄の路線である。
注釈
- ^ 都市計画上の名称は「名古屋市高速度鉄道第2号線」。
- ^ 都市計画上の名称は「名古屋市高速度鉄道第4号線」。
- ^ 名古屋市営地下鉄では始発駅(名城線の周回運転列車はナゴヤドーム前矢田駅)の発車時刻を列車番号とするため、方向による奇数・偶数の区別はなく、始発駅と終着駅を表すアルファベットを前後に付けることで方向を区別している。さらに、名城線では左回りの列車に対して「L」(Left)、右回りの列車に対して「R」(Right)を先頭に付けることで区別を図っている。
- ^ ただし、乗客向け路線図や案内放送等では4号線の区間も「名城線」に統一されており、「4号線」の名称はほとんど使用されなかった。
- ^ 名城線同様、放射線の乗り入れあり。2009年以降は環状ではなく6の字型運転。
- ^ 放射線(支線)を有するが、環状線と放射線の間での営業列車の直通運転はない。
- ^ 既に部分開業した台北捷運環状線が全通すれば、同線が新たに世界第4位になる予定[11][12]
- ^ 桜通線の車両は大規模な車両検査の際、連絡線を介して鶴舞線に乗り入れ、日進市の日進工場へ入線する(検査の他に訓練などに使用するため一部車両が常時日進工場に留置されている)。東山線は藤が丘工場の敷地の一部が名古屋市外の長久手市にかかる。上飯田線も路線が名古屋市内に収まっているが、大半の列車が名鉄小牧線に乗り入れて名古屋市外まで運行される。
- ^ 上飯田線は名鉄小牧線に乗り入れると地上に出る。
- ^ a b 当初、大曽根駅 - 名古屋大学駅間は一括で開業する予定だったが、ナゴヤドームへのアクセスのため大曽根駅 - 砂田橋駅間を先行して開業させた。
- ^ 上飯田線も1形式だが、名鉄小牧線から300系が乗り入れてくる。
- ^ 名城線の開業以前に、瀬戸線を栄(栄町)まで延伸する計画があったが、大曽根 - 栄間が名城線と競合するため、名鉄と名古屋市の間で協議が持たれた。最終的には、名鉄が持っていた八事 - 豊田市間(現在の鶴舞線の一部区間と名鉄豊田線)の免許のうち、八事 - 赤池間の免許と交換で名鉄に対して瀬戸線の栄町延伸が認められた。
出典
- ^ 「名古屋市交通局 旅客サインマニュアル」による
- ^ a b 『日本縦断! 地下鉄の謎』 - 小佐野カゲトシ
- ^ “地下鉄の色、どんな意味”. 中日新聞. (2007年1月29日). オリジナルの2011年5月16日時点におけるアーカイブ。 2014年12月26日閲覧。
- ^ a b c d e f g 新修名古屋市史編集委員会 『新修名古屋市史 第7巻』 名古屋市、1998年3月31日。
- ^ a b c d 地下鉄4号線名古屋大学・新瑞橋間の開業について(名古屋市交通局新着情報・インターネットアーカイブ)。
- ^ a b c d e 「鉄道記録帳」『RAIL FAN』第52巻第1号、鉄道友の会、2005年1月号、24頁。
- ^ “地下鉄4号線の駅名等及び路線の愛称について”. 名古屋市交通局. 2004年4月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年9月22日閲覧。
- ^ 「日経コンストラクション」1999年11月12日号pp.78 - 79。
- ^ 平成14(行コ)20 事業認定処分取消,土地収用裁決取消請求控訴
- ^ “市営交通100年祭(名古屋市)のツイート(2021年10月6日)”. 名古屋市交通局 (2021年10月6日). 2022年5月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年5月29日閲覧。
- ^ 環狀線北環及南環,台北市政府捷運工程局
- ^ 環狀線東環段,台北市政府捷運工程局
- ^ “列車接近メロディ”. 名古屋市交通局. 2022年4月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年6月4日閲覧。
- ^ a b 矢場町駅、栄駅の可動式ホーム柵稼働のお知らせ - 名古屋市交通局、2020年8月13日閲覧
- ^ a b 名城線ホーム柵設置工事のお知らせ(堀田・伝馬・神宮西・西高蔵) - 名古屋市身体障害者福祉連合会、2021年1月18日
- ^ 可動式ホーム柵 - 名古屋市交通局、2022年6月6日閲覧
- ^ a b c “名城線・名港線のワンマン運転実施について”. 名古屋市交通局 (2021年6月18日). 2021年6月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年6月18日閲覧。
- ^ a b “名城線・名港線における全線ワンマン運転の開始について”. 名古屋市交通局. 2022年7月3日閲覧。
- ^ “地下鉄駅名称変更の実施日について”. 名古屋市交通局. 2022年7月8日閲覧。
- ^ “市営交通100年祭(名古屋市)のツイート(2021年10月15日)”. 名古屋市交通局 (2021年10月15日). 2022年5月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年7月15日閲覧。
- ^ “市営交通100年祭(名古屋市)のツイート(2022年4月25日)”. 名古屋市交通局 (2022年4月25日). 2022年4月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年7月15日閲覧。
- ^ “市営交通100年祭(名古屋市)のツイート(2022年3月29日)”. 名古屋市交通局 (2022年3月29日). 2022年3月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年7月15日閲覧。
- ^ “市営交通100年祭(名古屋市)のツイート(2022年3月30日)”. 名古屋市交通局 (2022年3月30日). 2022年3月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年7月15日閲覧。
- ^ “市営交通100年祭(名古屋市)のツイート(2022年6月10日)”. 名古屋市交通局 (2022年6月10日). 2022年6月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年7月15日閲覧。
- ^ “市営交通100年祭(名古屋市)のツイート(2021年12月7日)”. 名古屋市交通局 (2021年12月7日). 2022年5月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年5月29日閲覧。
- ^ “市営交通100年祭(名古屋市)のツイート(2022年1月19日)”. 名古屋市交通局 (2022年1月19日). 2022年5月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年5月29日閲覧。
- ^ 『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄 No.10』「名古屋市営地下鉄・豊橋鉄道・愛知環状鉄道・東海交通事業・名古屋臨海高速鉄道」15頁
- ^ “市営交通100年祭(名古屋市)のツイート(2022年2月7日)”. 名古屋市交通局. 2022年5月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年5月29日閲覧。
- ^ 地下鉄4号線「砂田橋・名古屋大学間」の開業について(名古屋市交通局新着情報・インターネットアーカイブ)。
- ^ 「鉄道記録帳2003年12月」『RAIL FAN』第51巻第3号、鉄道友の会、2004年3月1日、25頁。
- ^ 名古屋大学・新瑞橋間の開業及び東山線等の運行の見直しについて(名古屋市交通局新着情報・インターネットアーカイブ)。
- ^ a b 女性専用車両の路線拡大について - 名古屋市交通局、2016年5月11日
- ^ a b 名古屋市営地下鉄名城線・名港線に女性専用車両 - 鉄道ファン・railf.jp 鉄道ニュース、2016年7月5日
- ^ “市営交通100年祭(名古屋市)のツイート(2021年11月5日)”. 名古屋市交通局 (2021年11月5日). 2022年5月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年5月29日閲覧。
- ^ 地下鉄名城線・名港線 カラー液晶式(LCD)案内表示装置への更新について - 名古屋市交通局、2019年10月29日
- ^ 地下鉄名城線・名港線のダイヤ改正について - 名古屋市交通局、2020年5月8日
- ^ 地下鉄名城線・名港線の可動式ホーム柵が稼働します - 名古屋市交通局、2020年5月18日
- ^ “名城線・名港線のホームと車両の段差・隙間の解消について”. 名古屋市交通局. 2021年11月27日閲覧。
- ^ “名城線・名港線のホームと車両の段差・隙間の解消について”. 名古屋市交通局. 2021年11月27日閲覧。
- ^ “地下鉄駅名称の変更について”. 名古屋市交通局. 2021年5月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年6月23日閲覧。
- ^ “地下鉄駅名称変更の実施日について”. 名古屋市交通局. 2022年7月8日閲覧。
- ^ 名古屋市公報第197号(本号)[1]633頁
- ^ “環状地下鉄名城線 あおなみ線 〜誕生特集〜”. 中日新聞朝刊: p. B. (2004年10月6日)
- ^ “市営交通100年祭(名古屋市)のツイート(2022年3月13日)”. 名古屋市交通局 (2022年3月13日). 2022年3月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年6月4日閲覧。
- ^ “名城線利用実績 当初予測の48% 総務省が公共事業調査”. 中日新聞 (中日新聞社). (2008年8月8日)
- ^ “東京圏における主要区間の混雑率 - 国土交通省” (PDF). 国土交通省. 2016年7月11日閲覧。
- ^ 『中日スポーツ』1999年12月1日「福留、岩瀬 CM初出演/名古屋市の地下鉄4号線をPR」(中日新聞社)
- ^ “「立浪です。バンテリンドームはこちらです」 地下鉄車内アナウンス”. 中日新聞Web. 中日新聞社 (2022年4月29日). 2022年6月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年6月4日閲覧。
- ^ “中日・立浪監督が名古屋市営地下鉄名城線の車内案内放送を担当―「バンテリンドームナゴヤはこちらです」”. スポニチ Sponichi Annex 野球 (2022年4月28日). 2022年6月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年6月4日閲覧。
- ^ “立浪監督による地下鉄車内放送実施のお知らせ”. 中日ドラゴンズ オフィシャルウェブサイト. 2022年4月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年5月4日閲覧。
固有名詞の分類
- 名古屋市営地下鉄名城線のページへのリンク