在外投票
日本国外に居住する在留邦人が、国政選挙の際に海外で行う投票。日本国籍を持つ20歳以上の有権者が対象である。
在外投票は、2000年の衆院選から導入された仕組みだったが、当時は比例代表選のみに投票できるといった選挙権の制限があった。
在外投票を行うためには、在外選挙人名簿に登録され、在外選挙人証を有していることが必要である。在外選挙人名簿に登録されるには、居住地域を管轄している在外公館に登録申請を行う必要がある。原則的に、申請には3ヶ月以上その管轄地域に住んでいることが条件である。
公選法の一部改正によって、2007年6月1日以降に実施される国政選挙において、比例代表選だけでなく選挙区選での投票も可能になった。また2007年1月1日から、在外公館が管轄する地域に3ヶ月以上住んでいない場合でも、在外選挙人名簿の登録申請であれば行うことが可能になった。
関連サイト:
在外選挙 - 外務省
ざいがい‐とうひょう〔ザイグワイトウヘウ〕【在外投票】
読み方:ざいがいとうひょう
⇒在外選挙
在外選挙
(在外投票 から転送)
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在外選挙(ざいがいせんきょ)は、外国に在留している有権者が国政選挙に投票すること。特に日本人が投票することを在外日本人投票という事もある。
注釈
出典
- ^ “衆院選、在外邦人の投票始まる 「国民団結できる党に」”. 47NEWS (共同通信社). (2012年12月5日) 2014年6月8日閲覧。
- ^ 公職選挙法第9条第1項、公職選挙法第10条第1項第1号
- ^ “選挙権年齢「18歳以上」に 改正公選法が成立”. 47NEWS. (2015年6月17日) 2015年6月18日閲覧。
- ^ “最寄りの大使館まで電車で往復8時間、海外有権者から「ネット投票」実現求める声”. 読売新聞. (2022年7月6日) 2022年7月6日閲覧。
- ^ 平成17年9月14日 大法廷判決 平成13年(行ツ)第82号
- ^ “最高裁裁判官の国民審査、在外投票を認めないのは違憲 大法廷が判決”. 朝日新聞. (2022年5月25日) 2022年5月25日閲覧。
- 1 在外選挙とは
- 2 在外選挙の概要
- 3 日本で実施される選挙の在外選挙
- 4 関連項目
在外投票
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/17 13:46 UTC 版)
ブラジルは国政選挙などの在外投票については義務にしていない。そのため、例えば日本で投票する人は1万人くらいしかいない。
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在外投票
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「第19代総選挙 (大韓民国)」の記事における「在外投票」の解説
今回の総選挙から韓国国外に居住する在外国民でも投票することが可能となった。対象となる選挙は比例代表選挙のみであるが、住民登録または国内居所申告をした在外国民の場合は地域区選挙においても投票ができる。選挙人登録は2011年11月13日から2012年2月11日までの期間に107カ国158箇所の在外公館で行われ、在外国民と国外不在者の投票は3月28日から4月2日まで居住国の公館に設置される在外投票所で行われる予定である。当初、国外不在者と在外選挙人の登録は低調で1月30日現在、対象者223万3193人のうち6万9205人(3.1%)が登録、このうち在日韓国人など在外不在者の登録は対象者91万8890人に対し1万1444人(1.25%)に留まっていた。登録締切後、3月15日に確定した在外有権者数は対象となる選挙人223万人(推定)の5.5%にあたる123,571名となった。 国外不在者対象者:住民登録者と国内居所申告をした韓国国民 申告期間:選挙日150日前から60日前まで。市・郡・区で申請を行う(国外にいる場合は在外公館経由)。 選挙:地域区選挙および比例代表 在外選挙人対象者:住民登録または国内居所申告をしていない韓国国民 申告期間:選挙日150日前から60日前まで。在外公館で申請を行う。 選挙:比例代表のみ 在外有権者の内訳区分男性女性合計国外不在者 57,728 45,907 103,635在外選挙人 10,160 9,776 19,936合計67,88855,683123,571 出典:제19대 국회의원선거의 재외 유권자 123,571명 확정(第19代国会議員選挙の在外有権者123,571名確定).在外選挙(中央選挙管理委員会)2012年3月25日閲覧 投票は前述したとおり、3月28日から4月2日まで107カ国158箇所にある在外公館に設置された在外投票所で実施されたが、投票率は2008年総選挙の投票率(46.1%)を下回る45%程度に留まった。結果、今回の在外選挙では在外有権者(223万人)の2.48%のみが投票したことになった。地域別では欧州の57.04%が最高で、続いてアフリカ(56.79%)と中東(50.85%)、米地域(46.03%)、アジア地域(41.07%)の順となった。 (予想)在外選挙人数 2,233,193 登録在外選挙人数 123,571 投票者数 56,456 投票率(登録選挙人数比)45.7%投票率(在外選挙人数比)2.53% 出典:제19대 국회의원선거 재외투표 마감 보도자료(第19代国会議員選挙 在外投票締め切り報道資料)。在外選挙(中央選挙管理委員会)2012年4月6日閲覧
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