こくさい‐ローミング【国際ローミング】
読み方:こくさいろーみんぐ
国際ローミング
【英】international roaming, global roaming
国際ローミングとは、海外で携帯電話やPHS、インターネットサービスなどを利用する際に、日本の携帯電話各社が提携する海外の通信事業者の通信網を利用するサービスのことである。
日本の携帯電話各社では、諸外国のほとんどの地域において、使用している番号やメールアドレスなどを変更することなく、通話や通信が行えるサービスを提供している。
国際ローミングは、NTTドコモの「WORLD WING」、ソフトバンクモバイルの「世界対応ケータイ」、auの「グローバルパスポートCDMA」などのサービスを利用することにより可能になる。
国際ローミングの通信方式は携帯電話各社で異なり、WORLD WINGと世界対応ケータイは「W-CDMA」、または、「GSM」規格に対応している。国際ローミングでは、ローミング先の事業者によって通信方式を使い分けるため、W-CDMAとGSMの両方に対応した携帯端末で利用できる。グローバルパスポートは、「GSM」と「CDMA」規格に対応しているため、日本の「CDMA2000 1x」規格と海外の「CDMA」規格と互換性がある携帯端末で利用できる。
ローミング
(国際ローミング から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/17 10:04 UTC 版)
ローミング (roaming) は、携帯電話やPHS、またはインターネット接続サービス等において、事業者間の提携により、利用者が契約しているサービス事業者のサービスエリア外であっても、提携先の事業者のエリア内にあれば、元の事業者と同様のサービスを利用できることをいう。
- ^ KDDIと楽天モバイル、新たなローミング協定の締結について
- ^ “金子総務相、ローミングの本格検討を表明”. 共同通信 (2022年8月3日). 2022年8月8日閲覧。
- ^ “「ローミング」導入へ本腰 通信障害、災害に備え検討会―総務省”. 時事通信 (2022年8月4日). 2022年8月8日閲覧。
- ^ “ソフトバンク社長 ローミング「本気で考える時期にきた」”. 日テレNEWS (2022年8月4日). 2022年8月8日閲覧。
- ^ “携帯ローミングに協力 障害対策「事業者の責務」―NTT社長”. 時事通信 (2022年8月5日). 2022年8月8日閲覧。
- ^ 田島萌 (2023年7月2日). “緊急時に他社回線「ローミング」、スマホに「副回線」サービス…KDDI通信障害1年”. 読売新聞. 2023年7月2日閲覧。
- ^ 大衆電信の場合
- ^ この時点で九州・北海道・北陸・関西が既にサービス終了しており、中国もこの直後の同年12月9日にサービス終了した。また、中部・四国・沖縄も新規受付を終了していた。
- ^ NTTドコモの場合
- ^ 2009年より。
- ^ ソフトバンクモバイルの場合
- ^ ウィルコムの場合
- ^ コネクサス・モバイル・アライアンス加盟7事業者がデータローミングの新料金プランを提供開始
- 1 ローミングとは
- 2 ローミングの概要
- 3 脚注
国際ローミング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/06 07:02 UTC 版)
「NTTドコモUSA」の記事における「国際ローミング」の解説
DOCOMO USA Wirelessにおける国際ローミングでは、日本だけでなくアジア、アフリカ、オセアニア、ヨーロッパ、中東、中南米、北米など2013年10月時点で185カ国で利用が可能となっている。 日本国内で利用される際の国際ローミング料金通話発信日本国内へ $1.20/分 アメリカへ $1.20/分 その他の国へ $1.20/分 着信料$1.20/分 テキストメール$0.25/通 データ通信(パケット)$0.0015/KB 日本以外で利用される際の国際ローミング料金通話発信滞在国内へ $1.69/分 アメリカへ $1.99/分 日本へ $1.99/分 その他の国へ $1.99/分 着信料$1.69/分 テキストメール$0.5/通 データ通信(パケット)国ごとによる
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国際ローミング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 19:30 UTC 版)
「第5世代移動通信システム」の記事における「国際ローミング」の解説
国際ローミングについては、2020年9月にNTTドコモがアメリカ(AT&T)からのローミング受け入れ(ローミングイン)を開始しているほか、2021年4月にはソフトバンクが韓国(SKテレコム)へのローミング(ローミングアウト)を開始するなど、一部でサービスが始まっているが、2022年1月現在はまだ機種・エリア等が限られた状態である。
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国際ローミング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/12 04:34 UTC 版)
日本国内の携帯電話を国際ローミングに対応する際、技術基準適合認定のみで無くFCC認証も受けることが多い。場合によっては日本国内の携帯電話サービス各社の新製品公式発表前に新製品の画像も公表されることがある。
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国際ローミング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/23 02:38 UTC 版)
「SoftBank 3G」の記事における「国際ローミング」の解説
SoftBank 3Gの利用者は国際ローミングサービスの利用でローミングアウトし、他国の提携事業者網でSoftBank 3G 端末を使うことができる。その反対にボーダフォンなど他国提携事業者の契約者は SoftBank 3G 網へローミングインして携帯電話機(W-CDMA対応端末)を利用できる。日本国内の他キャリアでは、同じW-CDMA方式の通信技術を採用したNTTドコモのFOMAがローミングアウト、ローミングイン共に同様のサービスを提供している。 SoftBank 3Gの端末は、一部機種を除き、GSM方式(GSM 900/1800:北米以外、GSM 1900:北米)にも対応しているため、GSM方式を採用している国での国際ローミングを利用できる。(初期の一部の端末はGSM1900には対応しておらず、SoftBank 705NKは、さらにGSM850MHzにも対応するクワッドバンド/W-CDMA・デュアルモードとして利用可能である)ただし、国際ローミングで利用中の場合には、日本と異なり着信にも通話料がかかる。なお、GSM方式を採用していない韓国でも、2005年6月7日からSKテレコムと提携し同社のW-CDMA網にローミングして、SoftBank 3Gの携帯を使用することができるようになった。
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