国鉄オハ30形客車とは? わかりやすく解説

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国鉄オハ30形客車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/13 09:29 UTC 版)

オハ30形客車(おは30がたきゃくしゃ)は、かつて日本国有鉄道およびその前身である鉄道省に在籍した、車体長17m級の半鋼製三等客車である。本項では同時に同様式で製作された三等緩急車オハフ31形についてもあわせて取り扱う。


  1. ^ 乗客が持ち込んでいたセルロイド煙草の火が燃え移ったのが原因とされる。
  2. ^ この順序が1941年称号改正でも維持されたため、オハはオハ31系(オハ31形)の前、オハフはオハ31系(オハフ30形)とスハ32系(スハフ32形)の間、とオハ31系と互い違いになった変則的な順番でナンバリングされる結果となっている。
  3. ^ 幅が2,500mmしかなく、2,800mm幅の新車体をそのまま搭載することができなかった。このため、木造車ならではの装備であるトラス棒とその関連部品を撤去し、側面にを延長する形で部材を溶接するなど、大がかりな改造工事が実施されている。
  4. ^ 高さ660mm、幅610mm。
  5. ^ ただし、国鉄が作成した公式図面(図面番号VC03001・03002)ではリベット組立で補強帯を露出した通常の構造が明示されていた。
  6. ^ 戦後鹿児島で本車と見られるノーシルノーヘッダーで狭窓が3つ単位で並ぶ廃車体が発見されており、1945年7月27日の鹿児島駅か、同年8月6日の西鹿児島駅のいずれかの空襲による被災車と見られている。もっとも、両駅の空襲では破損状況のひどさなどから大半の被災車の車番が最終的に確定できなかったとされ、いずれによるものかは特定しがたい。


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