因明とは? わかりやすく解説

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いん‐みょう〔‐ミヤウ〕【因明】

読み方:いんみょう

《(梵)hetu-vidyāの訳》古代インド論理学五明(ごみょう)の一。物事正邪真偽論証する法。宗(しゅう)(命題)・因(立論根拠)・喩(ゆ)(例証)の三段からなる論式


因明

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/14 15:01 UTC 版)

因明(いんみょう、サンスクリット:हेतुविद्या hetu-vidyā)とは、インドでおこなわれていた広義の論理学を指すものの仏教での表現で、近年は仏教論理学などとも言われる。五明声明・工巧明・医方明・因明・内明)の一つとされ、独立した学問分野として重視された。




  1. ^ 師 2019, p. 60-61.


「因明」の続きの解説一覧

因明

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 16:38 UTC 版)

中国における論理学」の記事における「因明」の解説

「因明」も参照 インドから仏教伝来したに伴い、因明も伝来した。因明は、中国経由して朝鮮日本にも伝えられたが、中国朝鮮ではやがて廃れてしまった。一方日本では奈良時代から明治時代に至るまで因明の研究存続した。 上記清末章炳麟は因明にも関心持っていた。民国初期には諸子百家論理学とともに再評価された。 近現代仏教学では、東アジアの因明受容史長らくマイナーな研究対象だったが、2010年代から積極的に研究されるようになった詳細は 師 2019 等を参照

※この「因明」の解説は、「中国における論理学」の解説の一部です。
「因明」を含む「中国における論理学」の記事については、「中国における論理学」の概要を参照ください。

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