四万十川流域の文化的景観 中流域の農山村と流通・往来とは? わかりやすく解説

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四万十川流域の文化的景観 中流域の農山村と流通・往来

名称: 四万十川流域の文化的景観 中流域の農山村と流通・往来
ふりがな しまんとがわりゅういきのぶんかてきけいかん ちゅうりゅういきののうさんそんとりゅうつう・おうらい
種別 重要文化的景観
都道府県 高知県
市区町村 高岡郡四万十町
管理団体
選定年月日 2009.02.12(平成21.02.12)
選定基準 選複
追加選定年月日
解説文: 「四万十川流域の文化的景観 中流域の農山村と流通・往来」は、四万十川中流域が示す豊かな自然環境と、農林業によって形成される多様な土地利用流通往来営みによって生み出され市街地によって形成される文化的景観である。
四万十町四万十川中流域位置し急峻な山に囲まれ上流域比較して多様な土地利用様態示している。本地区は、その特性から大きく大正四万十区域四万十川中流区域高南台地区域の3つ区分することができる。同じ四万十川中流域ありながら地区自然的社会的条件違いに基づく特徴示しそれぞれ相俟って豊かな文化的景観形成している。
大正四万十区域人々は主に林業従事し山地切り開いて棚田段々畑営んできた。四万十町は、明治から昭和にかけて近代林業拠点として成長したため、木材搬出担った筏師が暮らすなど、独特の様相見られた。特に、四万十川中流区域所在する小野地区には、四万十川流域林産物一手に扱う商人が行商し、ミツマタワラビとともにコウゾ原料とした仙花紙呼ばれる和紙扱った。この和紙は、四万十川晒して作られ戦前まで帳簿用紙戸籍用紙土地台帳用紙等として大量需要があった。
高南台地区域には大規模な田園地帯広がるが、この区域仁井田米に代表される県内有数穀物地帯である。農地生み出す富み四国霊場37札所門前町である窪川発展促し商業基盤とする都市的な営み四万十川中流域生み出した



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