和歌色葉とは? わかりやすく解説

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和歌色葉〈上中下/〉

主名称: 和歌色葉〈上中下/〉
指定番号 2401
枝番 00
指定年月日 1983.06.06(昭和58.06.06)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 書跡・典籍
ト書
員数 6帖
時代区分 鎌倉
年代
検索年代
解説文:  『和歌色葉』(三巻)は、鎌倉時代初期建久年間一一九〇~一一九九)に上覚が撰した歌学書で、当時歌学集大成したものとして中世歌学史上重視されている。
 この静嘉堂本は、上中三巻を各本末分けて書写され、粘葉装冊子本六帖からなっている。書写奥書はないが、書風および書写体裁などからみて、鎌倉時代中期写本認められ文中には本文書写と程遠からぬ時期書き込まれとみられる墨書校異注記がある。本帖は鎌倉時代遡る『和歌色葉』の唯一の古写完本として貴重である。
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書跡・典籍:  和歌初学抄  和歌真字序  和歌真字序集  和歌色葉  和泉式部続集残巻  和泉往来  和漢年代記

和歌色葉

読み方:ワカイロハ(wakairoha)

分野 歌学書

年代 鎌倉前期

作者 上覚


上覚

(和歌色葉 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/23 02:15 UTC 版)

上覚(じょうかく、久安3年(1147年) - 嘉禄2年(1226年)10月)は、平安時代後期から鎌倉時代前期にかけての真言宗。法名は上学・浄覚ともかく。諱は行慈。号は西山隠士。父は湯浅宗重で、明恵(高弁)の叔父にあたる。




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