咄とは? わかりやすく解説

とつ【×咄】

読み方:とつ

[音]トツ(漢) [訓]はなし

[一]トツ舌打ちする音。「咄嗟(とっさ)・咄咄

[二]〈はなし(ばなし)〉落とし話。「咄家(はなしか)/小咄三題咄


とつ【×咄】

読み方:とつ

[感]舌打ちの音から》

激しくしかるときに発する語。ちょっ。

「—、国賊」〈木下尚江良人の自白

事の意外さ驚き怪しむときに発する語。


はなし【話】

読み方:はなし

言葉を交わすこと。会話談話また、声を出して言うこと。「—が尽きない」「こそこそ—」

筋をたてて述べること。また、その内容。「—のうまい人」「ためになる—」

話題。「—は変わりますが」「—をそらす」「難しい—はやめよう

うわさ。評判。「人の—によれば」「国中選挙の—で持ち切りだ」「—だけで実現しない

話し合うこと。相談すること。「ちょっと—がある」「—がこじれる」「—がまとまる」「結婚—」

いきさつ。わけ。事情。「詳しい—は知らない」「お—はうかがっています」

物事道理。「—の通じない人だ」「それでは—が逆だ

(「咄」「噺」とも書く。「噺」は国字)人に聞かせるための作り話説話昔話落語など。「浦島太郎の—」「お—の世界」「人情—」

こと。ことがら前述内容をさしていう。「こんなになるまでほうっておいたとは、まったくひどい—だ」「いやはやあきれた—だね」

[下接語] (ばなし)浮世話打ち明け話内輪話裏話・噂(うわさ)話・大話御伽(おとぎ)話・戯(おど)け話・落とし話思い出話音曲咄(おんぎょくばなし)・怪談咄(ばなし)・楽屋話掛け合い話軽口話愚痴話小話こそこそ話(こぼ)れ話・三題咄(ばなし)・仕方話・下(した)話・芝居咄(ばなし)・地咄(じばなし)・自慢話・素(す)話・世間話高話立ち話・譬(たと)え話・茶話茶飲み話作り話辻噺(つじばなし)・伝え話・艶(つや)話・内証(ないしょ)話・長話人情話惚気(のろけ)話・馬鹿話ひそひそ話一口話一つ話身の上話土産(みやげ)話・昔話無駄話与太話・夜(よ)話・四方山(よもやま)話・別れ話笑い話


出典:『Wiktionary』 (2018/07/05 10:48 UTC 版)

発音(?)

熟語


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