呆ける

デジタル大辞泉

ほう・ける【^×惚ける／^×耄ける／^×呆ける】

読み方：ほうける

［動カ下一］［文］ほう・く［カ下二］

１ 知覚のにぶった状態になる。ぼんやりする。ぼける。「起きぬけの—・けた顔」「病み—・ける」

２ （ふつう「蓬ける」と書く）草や髪の毛などが、ほつれ乱れる。けば立って乱れる。

「雨に—・けた雑草の中に」〈三重吉・小鳥の巣〉

３ 動詞の連用形に付いて、そのことに夢中になる意を表す。「遊び—・ける」

ほ・ける【^×惚ける／^×呆ける】

読み方：ほける

［動カ下一］［文］ほ・く［カ下二］《「ほげる」とも》

１ 「ほう（惚）ける2」に同じ。「遊びに—・ける」

「かの中納言は—・けて、妻にのみ従ひて」〈落窪・三〉

２ 「ぼ（惚）ける2」に同じ。「夕もやに景色が—・けて見える」

ぼ・ける【^×惚ける／^×暈ける】

読み方：ぼける

［動カ下一］［文］ぼ・く［カ下二］《「ほける」から》

１ 頭の働きや知覚がにぶくなる。もうろくする。「年とともに—・けてきた」

２ 漫才で、とぼけたことを言う。→ぼけ2

３ （暈ける）物の色や輪郭、また、物事の内容などがはっきりしない状態になる。ぼやける。「ピントが—・けている」「論点が—・ける」

北海道方言辞書

ぼける

ぼ・ける【呆ける】[動_カ下一] 生野菜や果物(特にキュウリやリンゴ)の鮮度が落ち歯ごたえがなくなる。〈全〉

隠語大辞典

呆ける（ボケル）

読み方：ほける，ぼける

1. 気配を通切つて相場がぼんやりすること。
2. ホケル。気配を裏切つて相場がぼんやりすること。
3. 上向きだった相場が急に下向くこと。〔株式〕
4. 上向きだつた相場が、急に下向くこと。

分類 会社・株式、相場

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「呆ける」の例文・使い方・用例・文例

• 病気で衰弱して呆ける