吻とは? わかりやすく解説

ふん【×吻】

読み方:ふん

人名用漢字] [音]フン(慣)

くちさきくちびる。「吻合口吻黄吻接吻

「吻」に似た言葉

ふん【×吻】

読み方:ふん

動物口先頭部で、目より前方突出した部分や、口またはその周辺から出て伸縮のできる管状構造物象の鼻昆虫ストロー状の口器など。


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 05:25 UTC 版)

(ふん、proboscis)とは、動物の体において、あるいはその周辺が前方へ突出している部分を指す用語である。動物群によってその部位や役割はさまざまである。




「吻」の続きの解説一覧

吻(前部付属肢)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 14:21 UTC 版)

オパビニア」の記事における「吻(前部付属肢)」の解説

頭部の前下方にある1本の吻(proboscis)は体長3分の1ほど長く表皮は無数の環形の筋(annulation)に細分される可動域広く正面伸びた姿勢と体腹面折り畳んだ姿勢化石保存されることが多い。吻の先端にある左右1対の短い前部付属肢frontal appendages)は、それぞれの先端少なくとも5本の細い爪があり、横開きハサミ似た捕獲器をなしている。 この吻は一部節足動物関節肢例え昆虫下唇)のように、元々1対だった付属肢が、基部左右融合することにより特化した部分であり、前部付属肢機動性高めるように進化したものだと考えられる。これは一見してラディオドンタ類ケリグマケラパンブデルリオン左右独立した前部付属肢とは大きく異なるが、をもつ、眼と口より前に特化した付属肢であることが共通している。 Whittington 1975はじめとして、この吻の前部付属肢誤って異様な開き復元されることが多い。しかしこの部分は横開きであることが背腹(USNM 57684, USNM 205258, USNM 155599, YPM 5809)と側面(USNM 57683)に保存され複数化石標本明確に示されている(背腹だと対になる側面だと片側に被れる)のに加えて左右対称の形・発生学観点近縁ラディオドンタ類ケリグマケラパンブデルリオン)の前部付属肢との比較も、横開き合理的であることを示している。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/05 06:48 UTC 版)

鉤頭動物」の記事における「吻」の解説

鉤頭動物外見上の最も大きな特徴は、体の前方長い吻が突き出ていることである。この吻は、通常覆い隠されているが、宿主組織付着する際に使われる。また宿主胃壁穴を開け一生の間そこに自身固定しておくためにも使われる。体と同じように吻も空洞になっているが、体の部分とは隔膜仕切られている。吻の先と隔膜の間は筋肉の筋でつながっていて、筋肉収縮することにより吻が陥入する。

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吻(ふん、英: snout)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/13 06:02 UTC 版)

魚類用語」の記事における「吻(ふん、英: snout)」の解説

眼より前の部分。吻の形は食性によって異なる。ヒイラギマトウダイなどは膜を折りたたんだような吻を一気伸ばして獲物捕らえる。ヤガラ類などは吻部筒状伸びカジキサヨリなどは吻部のように延長する

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/06 00:58 UTC 版)

環形動物」の記事における「吻」の解説

多毛類では、浮遊性のウキゴカイ類およびサシバゴカイ類、匍匐性ゴカイ類チロリ類、シロガネゴカイ類などの捕食性の種では肉質の小突起多数もつ外翻性の吻 (proboscis)を有することが多い。 ユムシ動物は前背端から吻 (proboscis)が突出し体幹中へは引き込まれない。星口動物では体幹前端自由に出し入れできる陥入吻 (introvert)を持つ。

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出典:『Wiktionary』 (2021/08/12 01:47 UTC 版)

発音(?)


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