みょう‐ごう〔ミヤウガウ〕【名号】
めい‐ごう〔‐ガウ〕【名号】
名号
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/09 09:33 UTC 版)
名号(みょうごう)とは、仏・菩薩の称号をさしていう[1]。名をもって号(さけ)ぶという意味を持つ。「六字名号」・「九字名号」・「十字名号」などがある。
- ^ ブリタニカ国際大百科事典『名号』 - コトバンク
- ^ 不可思議光…阿弥陀仏の12の光で表されるはたらきのうち、「難思(人・天・菩薩では、計り知る事が出来ない)光」「無称(どのように言葉を用いても、言い表せない)光」の2つを表した言葉。
- ^ 「帰命」はサンスクリットのnamas(ナマス)の漢訳、「南無」はナマスの音写で、「帰命」と「南無」は同義語。(参考文献:『世界大百科事典』第2版・『デジタル大辞泉』)
- ^ a b 脇掛…宗派によって、本尊に対して掛ける位置は異なる。
- ^ 尽十方…同じく12の光のうち「無量(時間的に無限な)光」と「無辺(空間的に無限な)光」の5つを表した言葉。
- ^ 無礙光(無碍光)…有形(物質的)・無形(精神的)を問わず、さまたげられずに自在であること。
- ^ 正行…仏果に得るための正しいおこないの事。浄土真宗においては、「五正行」をさし、正業(称名)と助業に分けられる。
- ^ 読誦…三部経を読誦すること。
- ^ 観察…極楽浄土を心に想うこと。
- ^ 礼拝…阿弥陀仏のみを礼拝すること。釈尊・七高僧・聖徳太子などに対しては崇拝するが、礼拝の対象ではない。それらに対して合掌するときも、報恩のためであり、「南無阿弥陀仏」と称名念仏する。
- ^ 賛嘆供養…阿弥陀仏の得を讃嘆し、敬うこと。
- ^ 浄土真宗親鸞会発行『白道燃ゆ』他
- ^ 方便…人をよい方向に導く巧みな手立て。この意味から転じた、「目的のための便宜の手段」の意ではない。
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