名もなき末裔
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/16 10:06 UTC 版)
『名もなき末裔』(なもなきまつえい、原題:英: The Nameless Offspring)は、アメリカ合衆国のホラー小説家クラーク・アシュトン・スミスによる短編ホラー小説。クトゥルフ神話の1つで、『ストレンジ・テールズ』1932年6月号に掲載された。スミスによるグール譚。東雅夫は『クトゥルー神話事典』にて「スミスには珍しく、冒頭に『ネクロノミコン』からの引用を掲げ、英国の田園地帯を舞台とする現代物。ポオの影響を強く感じさせるが、食屍鬼譚としては最良の部類に属する一編といえよう」[1]と解説している。
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- ^ 学習研究社『クトゥルー神話事典第四版』448ページ。
- 1 名もなき末裔とは
- 2 名もなき末裔の概要
- 3 収録
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