同期電動機とは? わかりやすく解説

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同期電動機

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/17 07:09 UTC 版)

同期電動機(どうきでんどうき)は、シンクロナスモーター: Synchronous motor, SM)とも呼ばれ、交流電源周波数によって決まる同期速度で回転する電動機である。加えられる交流電流が作る周囲の回転磁界によって回転子が吸引されて追従し回転する[1]


注釈

  1. ^ 電気自動車には三相交流による誘導モータかPM同期モータが使用されている。エレベータではPM同期モータが主流である。同期モータには入力電流の位相を調整する働きがあり、特殊な利用方法として、送電系統中の一次変電所の受電端に「同期調相機」として設置することで、電流の位相や大きさを調整するのに用いられる。
  2. ^ 電磁石同期電動機はブラシとスリップリングを備える。
  3. ^ ヒステリシスが大きいために交流電流が作る回転磁界の位相よりも回転子は遅れて磁化される為、これに追いつこうとして回転子にトルクが発生する。

出典

  1. ^ a b 井出萬盛著、『「モータ」のキホン』、ソフトバンククリエイティブ、2010年4月10日初版第1刷発行、ISBN 9784797357141
  2. ^ 電気主任技術者国家試験問題平成16年度第3種


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