合字とは? わかりやすく解説

ごう‐じ〔ガフ‐〕【合字】

読み方:ごうじ

ふつう2字漢字仮名などで書き表す語を1字で表記する文字古文書漢文訓読文などに使われた。「木工)」「麿(麻呂)」「(こと)」「トキ)」など。

ラテン文字などで、二つ上の字を一つ組み合わせたもの。「æ」「Æ」など。


合字

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/25 15:44 UTC 版)

合字(ごうじ、: Ligature;リガチャー)とは、複数の文字を合成して一文字にしたもの。抱き字連字[1]とも呼ばれる。ユリウス・カエサルの表記「Julius Cæsar」の「æ」(ae)が典型的な合字の例である。


注釈

  1. ^ 「杢」の読みとしての「もく」は現代の木工というより木工寮(もくりょう)から番匠大工のほうが近い。
  2. ^ 「士」を「土」に変化したもの。

出典

  1. ^ 合字”. 『図書館情報学用語辞典』. コトバンク. 2015年3月22日閲覧。
  2. ^ 合字”. 『ASCII.jpデジタル用語辞典』. アスキー・メディアワークス. 2015年3月22日閲覧。
  3. ^ 神字”. Yoshio Yoshida (2009年). 2016年11月23日閲覧。[リンク切れ]
  4. ^ 簡単だと誤解されがちな、システムの「新元号」対応”. BCN+R (2018年5月20日). 2018年8月14日閲覧。
  5. ^ 【電子版】経済界、元号対応を本格化”. 日刊工業新聞 (2018年5月18日). 2018年8月14日閲覧。


「合字」の続きの解説一覧

合字

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/21 07:47 UTC 版)

アレビツァ」の記事における「合字」の解説

標準的なアラビア文字同様、اがلまたはڵの後に続く場合専用の合字が用いられるラテン文字キリル文字アレビツァ文中での形独立形語末形語中形語頭形la ла ـلا لا lja ља ـڵا ڵا

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合字

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/27 08:56 UTC 版)

フランス語」の記事における「合字」の解説

Œ, œ は o と e の合字である。この組み合わせ単母音発音される語では、o と e は必ずこのようにつなげて書く。通常は œu で /œ/ を表す。 sœur /sœʁ/ œnologie /enɔlɔʒi/ - ギリシア語起源の語では、οι から転写された œ が /e/発音される。 Æ, æ は a と e の合字であり、少数ラテン語からの借用語で使う。 cæcum /sekɔm/

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合字

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 17:13 UTC 版)

SZ」の記事における「合字」の解説

ß - ドイツ語使われる文字 ハンガリー語アルファベット一つ。/s/ をあらわす。 このページ曖昧さ回避のためのページです。一つ語句複数の意味職能有する場合水先案内のために、異な用法を一覧にしてあります。お探しの用語に一番近い記事選んで下さい。このページリンクしているページ見つけたら、リンクを適切な項目に張り替え下さい

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合字

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/27 10:22 UTC 版)

「Ւ」の記事における「合字」の解説

前に「Ե」が来る時は合字「և」となり、[ɛv]または[jɛv]を表す。現行のアルメニア共和国正書法では37番目の文字となる。前に「Ո」が来る時は合字「ու」となり、円唇後舌狭母音[u]を表す。現行のアルメニア共和国正書法では34番目の文字となる。なお、これらの合字は語頭にあり、大文字来るべき時はそれぞれ「Եվ」(または「Եւ」)「Ուと書く。 古典アルメニア語にあった「ոյ」「իւ」も正書法規定により、「ույ」「յուと書くようになっている(քոյր → քույր、ազատութիւն → ազատությունなど)。また、有声唇歯摩擦音[v]と発音するու」も「վ」と書き換えられる(բացուել → բացվելなど)。

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合字

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 03:54 UTC 版)

「Υ」の記事における「合字」の解説

正式の書き方ではないが、ουは合字で書かれることがある占星術での牡牛座記号(♉)に似ているUnicodeにはouの合字(大文字 U+0222 Ȣ、小文字 U+0223 ȣ)が存在するが、ギリシア文字でなくラテン文字一種とされている。

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合字

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/18 01:02 UTC 版)

アルメニア文字」の記事における「合字」の解説

合字大文字小文字筆記体音価 (IPA)Ու ու [u] Եւ եւ (և) [jɛv/ɛv]* 最近ではեւ代わりにևと書場合が多い。և筆記体から発生した活字大文字がない。

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合字

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/15 05:50 UTC 版)

「খ」の記事における「合字」の解説

খ্ と ব を合わせると「খ্ব」となる。 খ্ と য を合わせると「খ্য」となる。 খ্ と র を合わせると「খ্র」となる。この文字外国語音訳するために使われベンガル語話者使用しない。 খ と র্を合わせると「র্খ」となる。

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合字

出典:『Wiktionary』 (2021/11/18 20:20 UTC 版)

名詞

(ごうじ)

  1. 複数文字合わせて一字表したもの。
漢字の例)久米→粂、麻呂→麿 など
(かなの例)トモ→、より→ゟ など (ラテン文字の例)

発音(?)

ご↗ーじ

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