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古野伊之助

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/07/29 04:45 UTC 版)

古野 伊之助(ふるの いのすけ、1891年明治24年)11月13日 - 1966年昭和41年)4月24日)は、かつて存在した日本の国策通信社「同盟通信社」を運営した通信事業経営者。敗戦後はA級戦犯容疑者として逮捕、拘禁されるが無罪となる。

「ニュースの対外的な自主頒布権の確立」「国家代表通信社(National News Agency)樹立」という日本の声を世界へ響かせる大義を為すため心血を注ぐ一方で、太平洋戦争において思想戦の主導的立場にあり、新聞統制においては黒幕として活動。この事が今日の情報関連サービスに大きな影響を与えている。「策士」(他人を陥れる油断のならない人)または「国士」(国を代表する立派な人物)と呼ばれ没後も毀誉褒貶が激しい人物だが、その権力の源泉は軍人や官僚、政財界との結びつきだけではなく国際社会で勢力を伸展させながらも孤立の道を進む日本の変化を捉えていた点にあり、複雑な面を持つ。

赤沼三郎の「新聞太平記」は独自の信念をもち人を取り込む男と古野を評し、御手洗辰雄の「新聞太平記」では岩永裕吉の高潔性と光永星郎の機略にくらべ、狡猾で残忍な人物として描いている。




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