古墨とは? わかりやすく解説

こ‐ぼく【古墨】

読み方:こぼく

製造後年月経た墨。古いほど珍重される


古墨

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/13 03:43 UTC 版)

古墨(こぼく)とは、文房四宝におけるの中で、製造されてから長い年月を経ているものをいい、品質の良い墨とされている。通常、唐墨は時代までに、和墨は江戸時代までにつくられたものを古墨と称す。ただし、今ではほとんど入手不可能であり、100年以上前の墨は古渡りものにたよる以外ない[1]


  1. ^ 森紀一 P.37
  2. ^ 文革後の品質の変化を検証するため、天来書院が代表的な唐墨を使って滲みと墨色を比較した。文革前の鉄斎翁書画宝墨(てっさいおうしょがほうぼく、油煙墨)と文革後のそれでは、文革後の品質が著しく悪く、黄山松煙(こうざんしょうえん、松煙墨)の文革前と後ではあまり差が認められなかったという。(筆墨硯紙事典 P.13)
  3. ^ a b c 森紀一 付記(墨)
  4. ^ 森紀一 P.38 - 39
  5. ^ 書の技法指南 P.78
  6. ^ 筆墨硯紙事典 P.12
  7. ^ 書道辞典(飯島) P.844


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