反鼻とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 反鼻の意味・解説 

ニホンマムシ

(反鼻 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/21 04:34 UTC 版)

ニホンマムシ(日本蝮、学名Gloydius blomhoffii)は、爬虫綱有鱗目クサリヘビ科マムシ属英語版に分類されるヘビ毒蛇)。単に「マムシ」とも呼ばれる。


注釈

  1. ^ 直訳すれば「日本のモカシン」の意。ここでの「モカシン」は日本語でいうところのアメリカマムシ属 (Agkistrodon) のこと(cf.en:Pit viper#Genera」の "Common name " を参照)で、"American moccasins"(アメリカのモカシン)とも呼ばれているグループを指す。マムシ属 (Gloydius) を "Asian moccasins"(アジアのモカシン)といい、その中の日本産を "Japanese moccasin"(日本のモカシン)と呼んでいる。
  2. ^ チーチューンスネーク。直訳すれば「蘄春拼音chūn〈チィーチゥェン〉)蛇」の意。蘄春簡体字蕲春)は中国湖北省蘄春県のこと。
  3. ^ なお、マムシグサもまた有毒である。

出典

  1. ^ Kidera, N. & Ota, H. 2018. Gloydius blomhoffii. The IUCN Red List of Threatened Species 2018: e.T192065A2035458. doi:10.2305/IUCN.UK.2018-2.RLTS.T192065A2035458.en. Downloaded on 06 June 2021.
  2. ^ a b c Gloydius blomhoffii. Uetz, P. & Jiri Hošek (eds.), The Reptile Database, http://www.reptile-database.org, accessed 24 October 2020.
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m 五十川清 「冬眠後に繁殖 マムシ」『動物たちの地球 両生類・爬虫類 10 コブラ・マムシほか』第5巻 106号、朝日新聞社、1993年、306 - 308頁。
  4. ^ a b c d e f 鳥羽通久 「ニホンマムシ」『爬虫類・両生類800図鑑 第3版』千石正一監修 長坂拓也編著、ピーシーズ、2002年、327頁。
  5. ^ Mehrtens (1987), p. 480.
  6. ^ a b c d e Gumprecht, et al. (2004), p. 368.
  7. ^ 英辞郎 ニホンマムシ.
  8. ^ a b c 五十川清, 守屋明, 三井貞明 「長崎県対馬のマムシの新種としての記載」『爬虫両棲類学雑誌』第15巻 3号、日本爬虫両棲類学会、1994年、101-111頁。
  9. ^ a b c d 鳥羽通久, 太田英利 「アジアのマムシ亜科の分類:特に邦産種の学名の変更を中心に」『爬虫両棲類学会報』第2006巻 2号、日本爬虫両棲類学、2006年、145 - 151頁。
  10. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 堺淳、森口一、鳥羽通久「フィールドワーカーのための毒蛇咬症ガイド」『爬虫両棲類学会報』第2002巻 2号、日本爬虫両棲類学会、2002年、75 - 92頁。
  11. ^ 中村賢二,井手野昇, 村上光彦, 小川芳明, 籾井 眞二「マムシ咬傷により急性腎不全および呼吸不全を呈したが救命しえた1例」『日本救急医学会雑誌』21巻 10号、日本救急医学会、2010年、843 - 848頁。
  12. ^ 高桑徹也, 広井悟, 井上義博, 佐々木盛光, 中永士師明, 遠藤重厚, 星秀逸 「筋無力症状を呈したマムシ咬傷の1例」『日本救急医学会雑誌』4巻 4号、日本救急医学会、1993年、350 - 353頁。
  13. ^ 両生類・爬虫類のふしぎ ソフトバンククリエイティブ出版、著 星野一三雄 160-163頁
  14. ^ 特定動物リスト (動物の愛護と適切な管理)環境省・2020年10月24日に利用)
  15. ^ 正田哲雄、畠山淳司、磯崎淳 ほか、「【原著】まむしウマ抗毒素によるアナフィラキシーの1例」『日本小児アレルギー学会誌』 2008年 22巻 3号 p.357-362, doi:10.3388/jspaci.22.357
  16. ^ 阿部岳, 稲村伸二, 赤須通範「ニホンマムシ毒(Agkistyodon halys blomhoffii)毒による致死および循環器系障害に対するCepharanthinの作用」『日本薬理学雑誌』第98巻第5号、1991年、327-336頁、doi:10.1254/fpj.98.5_327 なお、標題中の Agkistyodon halys blomhoffii は本種の古いシノニム Agkistrodon halys blomhoffii の誤りと思われる。
  17. ^ a b c kb 蝮酒.


「ニホンマムシ」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「反鼻」の関連用語

反鼻のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



反鼻のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのニホンマムシ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS