友成とは? わかりやすく解説

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ともなり【友成】

読み方:ともなり

平安中期刀工備前の人。正恒(まさつね)と並んで古備前代表者生没年未詳


友成

名字 読み方
友成ともなり
名字辞典では、珍しい名字を中心に扱っているため、一般的な名字の読み方とは異なる場合がございます。

友成

読み方
友成ともなり

友成

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/04 02:20 UTC 版)

友成(ともなり)は、平安時代中・後期の備前国(岡山県)の刀工。生没年不詳。正恒と並んで古備前派を代表する名工[1]。父実成とともに一条天皇の剣を鍛えたという[2]。古備前では最古の刀工で、永延(987年 - 989年)の頃の人といわれる。しかし、嘉禎(1235年 - 1238年)の年号を刻んだ作もあり、同銘が鎌倉時代まで続いており、また平安時代の作でも銘の書風が異なるものもあるため、複数の同名刀工が存在していたと考えられる[3]。最古の代表作は名物「鶯丸」太刀(御物)[4]


  1. ^ 小学館『デジタル大辞泉』. “友成”. コトバンク. 2017年12月19日閲覧。
  2. ^ 三省堂大辞林』第3版. “友成”. コトバンク. 2017年12月19日閲覧。
  3. ^ 講談社『デジタル版 日本人名大辞典+Plus』. “友成”. コトバンク. 2017年12月19日閲覧。
  4. ^ 原田一敏/朝日新聞出版『朝日日本歴史人物事典』. “友成”. コトバンク. 2017年12月19日閲覧。
  5. ^ (小笠原、2007)、p.63
  6. ^ (小笠原、2007)、pp.63 - 64
  7. ^ 『日本のかたな』、p.300
  8. ^ (小笠原、2007)、p.68
  9. ^ 『日本のかたな』、p.300
  10. ^ 『名物刀剣』、p.20
  11. ^ (小笠原、2007)、p. 64
  12. ^ (小笠原、2007)、p.63
  13. ^ 国指定文化財等データベース”. 文化庁. 2017年12月19日閲覧。
  14. ^ 『名物刀剣』、p.20


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