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原宿駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/01/29 15:22 UTC 版)

原宿駅
表参道口(2010年8月16日)
表参道口(2010年8月16日
はらじゅく - Harajuku
渋谷 (1.2km)
(1.5km) 代々木
所在地 東京都渋谷区神宮前一丁目18-20
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 山手線
キロ程 8.4km(品川起点)
電報略号 ラシ
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
この他、外回り線に臨時ホーム
代々木寄りに原宿駅側部乗降場を設置
乗車人員
-統計年度-
71,456人/日(降車客含まず)
-2010年-
開業年月日 1906年明治39年)10月30日
乗換 明治神宮前〈原宿〉駅
東京地下鉄千代田線副都心線
備考 みどりの窓口
山区 東京山手線内東京都区内
竹下口(2010年8月16日
明治神宮にある臨時出入口(2012年1月)
臨時ホーム(右)(2004年5月14日

原宿駅(はらじゅくえき)は、東京都渋谷区神宮前一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)山手線鉄道駅である。

目次

概要

二代目となる現在の駅舎は1924年大正13年)に竣工した木造建築で[1]、都内で現存する木造駅舎で最も古い。建物は二階建てで、尖塔付きの屋根に白い外壁という、イギリス調のデザインとなっている[2]。駅名は、開業当時近隣にあった地名、原宿(豊多摩郡千駄ヶ谷村大字原宿)から。

特定都区市内制度における「東京都区内」および「東京山手線内」に属している。また、東京地下鉄(東京メトロ)千代田線副都心線明治神宮前〈原宿〉駅との連絡業務が行われている。

通常使用されているプラットホームは、山手線電車乗降用の島式ホーム1面2線であるが、他に山手線外回り線(代々木駅方向)には隣接する明治神宮敷地内に設置された「臨時ホーム(3番線ホーム)」(1面1線)、内回り線(渋谷駅方向)の駅手前・代々木駅寄りにはお召し列車発着用の通称「宮廷ホーム」(1面1線)がある。

「臨時ホーム」は、明治神宮への初詣客のためのもので、正月にのみ使用され、1940年昭和15年)の元旦から供用が開始された[3]。同神社へは毎年日本で最多の初詣客が訪れ、山手線は大晦日から正月にかけて終夜運転が行われるが、この際外回り線の列車は通常のホームではなく臨時ホーム(3番線ホーム)で客の乗降を行い、改札も神社へ通じる臨時の改札口で行われる。

発車メロディは、外回り・内回り共に他駅では流れない当駅オリジナルのメロディが使われている。2011年平成23年)3月1日から3月20日までは期間限定で、miwaの「春になったら」のオルゴール調のものの、1番線ではサビ、2番線では出だしの部分を採用していた。また、臨時ホームでは発車ベルが使われる。

エスカレーターは表参道口改札内コンコースとホーム中央を結んでいるが、エレベーターは設置されていない。トイレは表参道口改札内にあるが、多機能トイレは設置されていない。

原宿駅プラットホーム
ホーム 路線 方向 行先
1 山手線 内回り 渋谷品川東京方面
2 山手線 外回り 新宿池袋上野方面
3 山手線 外回り (正月の明治神宮参拝の多客時の臨時ホーム)

3番線ホームを使用する際は2番線ホームが使用中止になり、3番線ホームに方面標が設置される。

歴史

戦前

開業時には乗降客が少なかった原宿駅であるが、1919年大正8年)に明治神宮が造営された後には発展を続けた[2]。乗降客が増加した原宿駅では1929年昭和4年)には竹下口地下道、1939年昭和14年)には明治神宮側臨時プラットホームが設置されている[2]

  • 1906年明治39年)
  • 1914年大正3年)
    • 5月24日 - 昭憲皇太后の葬儀が隣接する代々木練兵場で行われる。原宿駅南方より引込み線を敷設し霊柩列車出発用の仮停車場を設ける[5]
    • 12月18日 - 駅北側(代々木寄り)に原宿変電所設置。京浜線電化にあたって新設された矢口変電所から受電し、総容量1,000kWで直流600Vを給電した[5]
  • 1916年(大正5年)1月 - 明治神宮造営のために駅北部から分岐する引込線を設置[1]
  • 1920年(大正9年)11月1日 - 明治神宮が完成、鎮座祭が行なわれる。
  • 1922年(大正11年)
  • 1924年(大正13年)6月 - 現在も使用されている西洋風木造駅舎が竣工、設計は鉄道省技師の長谷川 馨[1]
  • 1925年(大正14年)10月15日 - 原宿変電所跡地に「宮廷ホーム」が完成。病弱だった大正天皇が日光・沼津・葉山の御用邸に静養に出発する専用の目的で建設された。
  • 1941年昭和16年)2月1日 - 貨物取り扱いを廃止。
  • 1945年(昭和20年)4月14日 - 空襲により駅舎に直撃弾を受けるも、全て不発により焼失を免れる。

戦後

戦災からの復興の過程、隣接する千駄ヶ谷地区には連れ込み宿が林立、原宿駅前にも同様の旅館が出現した[6]。しかしながらそれらを一掃しようという運動が近隣住民やPTAを中心に行われ、その結果原宿駅を含む原宿地区は1957年昭和32年)、文教地区の指定を受け、その結果風俗営業は姿を消した[6]




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  1. ^ a b c d e 「大正浪漫の駅 原宿駅(その1)」
  2. ^ a b c アイランズ 『東京の戦前 昔恋しい散歩地図』 草思社 平成16年1月30日発行第1刷
  3. ^ 「昭和15年10月頃の山手線線路図」 『鉄道ピクトリアル』(電気車研究会発行) 1985年10月号 p.50-51
  4. ^ 現在駅と「宮廷ホーム」の間付近に本屋(駅舎)とホームが位置した。
  5. ^ a b c d e f 「大正浪漫の駅 原宿駅(その2)」
  6. ^ a b 神宮前五丁目 『原宿 1995』 コム・プロジェクト 穏田表参道商店会1994年12月25日発行 p42
  7. ^ 朝日新聞1994年8月4日夕刊。
  8. ^ 表参道・原宿・青山 日本観光史、平成23年12月27日閲覧
  9. ^ 『お召列車百年』 p 5、p 61
  10. ^ a b 小野田滋 『大正浪漫の駅 原宿駅』
  11. ^ 鉄道省編 『大正天皇大喪記録』
  12. ^ a b 原宿駅の北、宮廷ホームひっそり 皇室専用、9年不使用”. 朝日新聞 (2010年8月31日). 2010年9月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年8月31日閲覧。
  13. ^ 東京都統計年鑑(平成4年)
  14. ^ 東京都統計年鑑(平成5年)
  15. ^ 東京都統計年鑑(平成6年)
  16. ^ 東京都統計年鑑(平成7年)
  17. ^ 東京都統計年鑑(平成8年)
  18. ^ 東京都統計年鑑(平成9年)
  19. ^ 東京都統計年鑑(平成10年) (PDF)
  20. ^東京メトロニュースリリース 2010年2月3日付


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