原実 (市民運動家)
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原 実(はら みのる、1901年(明治34年)4月29日 - ?)は、日本の市民運動家。鎌倉市の自然保護をめぐる市民運動の先駆者の一人[1]で、その活動は古都における歴史的風土の保存に関する特別措置法、いわゆる古都保存法の成立に結実した[2]。全国歴史的風土保存連盟(以下「全風連」)の初代事務局長、同名誉会長[3]を歴任。神奈川文化賞を受賞[4]。
- ^ 母方の祖父は白虎隊士である。原は幼時に実母と死別し、継母は実母の妹である。
- ^ 原に入会を勧めたのは日本放送協会創立に関わった新名直和である。
- ^ 1978年時点で188号まで継続。
- ^ 御谷開発反対運動に加わり、原に協力を求めてきた人物。繊維会社社長で、事業以上に運動に集中していた時期もあった。
- ^ 例えば川越、妻籠。
- ^ a b 『里山創生』142頁
- ^ 『日本人名大辞典』1540頁
- ^ 『ナショナル・トラスト』18頁
- ^ “神奈川文化賞歴代受賞一覧”. 神奈川県. 2014年10月11日閲覧。
- ^ a b c d e f 「歴史的風土を保存するということ」
- ^ a b c d e f 『歴史的風土の保存』「原実:略年譜」
- ^ a b 『里山創生』141頁
- ^ 『歴史的風土の保存』「第一章 鎌倉の自然を守る会」
- ^ a b c d e 『環境の思想を求めて』「鎌倉の歴史的風土保存運動」
- ^ 『里山創生』143頁
- ^ 『歴史的風土の保存』「序章」
- ^ 『ナショナル・トラスト』17頁
- ^ 『里山創生』145頁
- ^ 『ナショナル・トラスト』21頁
- ^ 『里山創生』144頁
- ^ “古都鎌倉における歴史的風土保存の取組”. 国土交通省. 2014年10月29日閲覧。
- ^ “古都保存法とは”. 鎌倉市. 2014年10月29日閲覧。
- ^ a b “古都における歴史的風土の保存に関する特別措置法案”. 国立国会図書館. 2014年11月3日閲覧。
- ^ 『歴史的風土の保存』「第二章 古都保存法」
- ^ 『歴史的風土の保存』「序文」
- 1 原実 (市民運動家)とは
- 2 原実 (市民運動家)の概要
- 3 参考文献
- 4 外部リンク
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