卵母細胞

デジタル大辞泉

らんぼ‐さいぼう〔‐サイバウ〕【卵母細胞】

読み方：らんぼさいぼう

卵子の形成過程で生じる雌性生殖細胞の一つ。卵巣内で卵原細胞が有糸分裂を繰り返して増殖した後、肥大したもの。減数分裂して卵細胞となる。

生物学用語辞典

卵母細胞

英訳・(英)同義/類義語：oocyte, Cancer-critical genes

動物の卵形成過程で、卵原細胞が分裂を繰り返し分化して第一次卵母細胞(2n)となり、さらに減数分裂して第２次卵母細胞(n)、これがさらに分裂して卵(n)になる過程の細胞。

「生物学用語辞典」の他の用語

細胞名や細胞内の構造オルガネラに関連する用語：

卵核胞  卵殻突起  卵殻膜  卵母細胞  卵細胞  卵膜  卵門

ウィキペディア

卵母細胞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/09/15 00:08 UTC 版)

卵母細胞（らんぼさいぼう、英:oocyte）は雌性生殖細胞であり、減数分裂により卵細胞となり、後に卵子へ分化する。卵子がovum（複数形:ova）なので混同せぬ様注意を要する。

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「卵母細胞」の例文・使い方・用例・文例

• 卵母細胞の冷凍保存という技術
• 卵母細胞を作るための患者自身の細胞の核移植で、移植用の免疫適合性細胞（特に幹細胞）が得られる
• 卵母細胞とともに生産されて、後に捨てられるほとんど細胞質を含んでいない小さな細胞
• 動物の卵母細胞が成熟分裂して卵となる過程で放出される小さな細胞