【単葉機】(たんようき)
左右両側に1枚ずつ主翼が取り付けられている飛行機。
胴体部分のどこに取り付けるかによって、低翼機・中翼機・高翼機に分けられる。
複葉機に比べて得られる揚力が低く、失速の危険が大きい。
しかしこれは空気抵抗を受けにくいという事でもあり、急激な加速にも耐え、より高い巡航速度を維持できる。
エンジン出力が高い機種に向く構造で、技術の発達した現代ではほぼ全ての飛行機が単葉機である。
航空機技術の黎明期には戦闘機向けの構造とみなされてきた。
しかしエンジン技術の成熟と共にシェアを拡大し、1930年代ごろから複葉機に代わる飛行機設計の定石として定着した。
単葉機
単葉機
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/05 04:02 UTC 版)
「フェリックス・デュ・タンプル」の記事における「単葉機」の解説
1874年、デュ・タンプル兄弟は「単葉機」を作り上げた。これは大型の飛行機で、材料はブレストのアルミニウムであり、翼幅13m、機体重量は80kgであった。数回の試行がなされた。斜面によって加速してから自力での離陸を成し遂げ、短時間の滑空に続いて軟着陸をしたことが……そして定義にもよるが(ごく短距離、ごく短時間の飛行だったので)これが歴史上最初の動力飛行成功例であることが……一般に認められている。 この飛行機は1878年のパリ万国博覧会で展示された。 デュ・タンプルは、その独自に開発した蒸気機関に依って、後にシェルブールで"Générateur Du Temple S.A." という企業を創立した。この企業は大成功を収めた。蒸気機関の設計はフランス海軍に採用され、フランス最初の水雷艇を推進させるために使われた。 (フランス語)"L’opinion est faite aujourd’hui sur la chaudière Du Temple parmi les officiers et les ingénieurs. Tout le monde proclame ses qualités supérieures… les commandes affluent de nos ports de commerce et de la part du gouvernement français." Revue Maritime 1888(日本語訳)「今日では、士官や技師たちはデュ・タンプルの蒸気機関について自説を持っている。誰もが、その品質が優秀であると言明している。商業港からもフランス政府からも注文が続々と押し寄せている。」 - "Revue Maritime 1888"より)
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単葉機
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「桃太郎電鉄WORLD」の記事における「単葉機」の解説
ランダムに8つの物件駅から選択して飛ばしてくれる。レシプロ機に進化する。
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