ウィキペディア |
南極エイトケン盆地
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/05/07 14:06 UTC 版)
(エイトケン盆地 から転送)
南極エイトケン盆地(なんきょくエイトケンぼんち、英語:South Pole – Aitken basin)とは[† 1]、月の裏側の南極付近にある直径約2500キロ、深さ約13キロに及ぶ月最大、太陽系内でも最大級の大きさのクレーターである[1][† 2]。
注釈
- ^ 南極エイトケン盆地は、単にエイトケン盆地と呼ばれたりサウスポールエイトケン盆地と呼ばれる場合もある。ここでは「月のかぐや」やJAXAかぐやホームページなどで採用されている、南極エイトケン盆地を記事名とした。
- ^ 南極エイトケン盆地の大きさは各資料によって多少のばらつきが見られる。ここでは英語版の数値を採用した
- ^ 杉原、荒井、佐伯『異星の踏査-「アポロ」から「はやぶさ」へ展図録』(2007)によれば、クレメンタイン探査機によって南極エイトケン盆地内の一部にトリウム濃度がやや高い場所があることが明らかになっているが、これは雨の海や嵐の大洋の反対側にあたる場所に、雨の海、嵐の大洋が形成された際に放出された物質が集積したことによると考えられている。
出典
- ^ 加藤學(2009)『「かぐや」が見た月の600日』日経サイエンス、p.32
- ^ W. M. Kaula, G. Schubert, R. E. Lingenfelter, W. L. Sjogren, W. R. Wollenhaupt (1974). “Apollo laser altimetry and inferences as to lunar structure”. Proc. Lunar Planet. Sci. Conf. 5: 3049–3058.
- ^ D. E. Stuart-Alexander (1978). “Geologic map of the central far side of the Moon”. U.S. Geological Survey I-1047.
- ^ 加藤學(2009)『月の謎を解く探査機「かぐや」』日経サイエンス、p.14
- ^ JAXA(2009)「月のかぐや」pp.73-79、pp.90-91
- ^ 加藤學(2009)『月の謎を解く探査機「かぐや」』日経サイエンス、p.14
- ^ 杉原、荒井、佐伯『異星の踏査-「アポロ」から「はやぶさ」へ展図録』(2007)pp.104-105
- ^ “スペクトルプロファイラによる南極エイトケン盆地の観測”. 宇宙航空研究開発機構 (2010年3月31日). 2010年8月14日閲覧。
- ^ “月周回衛星「かぐや(SELENE)」が明らかにした月内部からのカンラン石の全球表面分布とその起源”. 宇宙航空研究開発機構 (平成22年7月5日). 2010年8月14日閲覧。
- ^ 杉原、荒井、佐伯『異星の踏査-「アポロ」から「はやぶさ」へ展図録』(2007)pp.104-105
- ^ 加藤學(2009)『「かぐや」が見た月の600日』日経サイエンス、pp.32-33
- ^ 的川泰宣ら (2004年1月). “ISASニュースNo.274 太陽系形成の歴史を探る 次期月探査計画”. JAXA宇宙科学研究本部. 2010年8月14日閲覧。
- ^ Dino, Jonas; Lunar CRater Observation and Sensing Satellite Team(November 13, 2009). “LCROSS Impact Data Indicates Water on Moon”. NASA 2010-8-14閲覧。
[続きの解説]
「南極エイトケン盆地」の続きの解説一覧
- 1 南極エイトケン盆地とは
- 2 南極エイトケン盆地の概要
- 3 参考文献
南極エイトケン盆地のページへのリンク