南朝公卿補任とは? わかりやすく解説

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南朝公卿補任

読み方:ナンチョウクギョウブニン(nanchoukugyoubunin)

分野 補任資料

年代 成立年未詳

作者 作者未詳


南朝公卿補任

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/06/26 14:31 UTC 版)

南朝公卿補任(なんちょうくぎょうぶにん)は、南北朝時代における南朝公卿官位を記した職員録とされる書物。言わば『公卿補任』の南朝版としての体裁を採っているものの、偽書の可能性が早くから指摘されており、今日史料として使用されることはほとんどない。南朝補任吉野朝公卿補任(よしのちょう―)とも。


  1. ^ 厳密には、寛成(長慶天皇)と熙成(後亀山天皇)を同一人と見なす立場(一帝両諱説)であるが、学説としては、広義の長慶天皇非在位説に含まれる。
  2. ^ 藤貞幹と河本・柳原との間にどのような交流があったのかは明らかでないが、少なくとも柳原は貞幹の存在を知っていたようである(『閑窓自語』)。
  3. ^ 東京大学史料編纂所静嘉堂文庫などには応永32年(1425年)の跋文を持つ同名異本が所蔵されるが、こちらもやはり偽書であることが知られている。
  4. ^ 森 『南朝全史―大覚寺統から後南朝まで』 講談社講談社選書メチエ〉、2005年、P152。


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