町奉行
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町奉行(まちぶぎょう)とは、江戸時代の職名で、領内の都市部(町方)の行政・司法を担当する役職。幕府だけでなく諸藩もこの役職を設置したが、一般に町奉行とのみ呼ぶ場合は幕府の役職である江戸の町奉行のみを指す。また、江戸以外の天領都市の幕府町奉行は大坂町奉行など地名を冠し遠国奉行と総称する。なお、後北条氏の例のように、江戸時代以前に町奉行という役職が用いられたこともある。
- ^ a b 石井良助『江戸の町奉行』明石書店、13頁。ISBN 978-4750337104。
- ^ a b c 石井良助『江戸の町奉行』明石書店、21頁。ISBN 978-4750337104。
- ^ a b c d e f g h 石井良助『江戸の町奉行』明石書店、20頁。ISBN 978-4750337104。
- ^ 山本博文『江戸の組織人』(2008年 新潮文庫)51-52頁
- ^ a b 石井良助『江戸の町奉行』明石書店、16-17頁。ISBN 978-4750337104。
- ^ 山本『江戸の組織人』P53-54
- ^ a b 日本放送協会. “江戸時代の奉行は慎重だった? 当時の貴重な「裁判記録」発見 | NHK”. NHKニュース. 2022年5月1日閲覧。
- ^ 山本『江戸の組織人』P82-84
- ^ 山本『江戸の組織人』62-63頁
- ^ 山本『江戸の組織人』68-70頁
- ^ 山本『江戸の組織人』P55
- ^ 山本『江戸の組織人』P57-58
- ^ 山本『江戸の組織人』P46-48
- ^ 山本『江戸の組織人』P49
- ^ a b c 石井良助『江戸の町奉行』明石書店、14頁。ISBN 978-4750337104。
- ^ a b 石井良助『江戸の町奉行』明石書店、17頁。ISBN 978-4750337104。
- ^ a b 石井良助『江戸の町奉行』明石書店、18頁。ISBN 978-4750337104。
- ^ 石井良助『江戸の町奉行』明石書店、17-18頁。ISBN 978-4750337104。
- ^ 山本『江戸の組織人』P60-61
- ^ 東京都中央区立京橋図書館 1985, p. 128.
北町奉行所
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「名奉行!遠山の金四郎」の記事における「北町奉行所」の解説
遠山金四郎(とおやま きんしろう) 演 - 松岡昌宏(主演) 北町奉行、遊び人の金さん。 小柴弦之助(こしば げんのすけ) 演 - 神山智洋 北町奉行所の新米同心
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北町奉行所
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「橋廻り同心・平七郎控」の記事における「北町奉行所」の解説
平塚秀太(ひらつかしゅうた) 北町奉行所のもう一人の橋廻り同心。第1巻時点で23歳。 元は深川の材木商「相模屋」の三男坊で、捕り物にあこがれて、親に同心株を買ってもらって侍になった。そのため「一生橋廻りの仕事をするつもりはない。いつか定町廻りになる」が口癖。真面目すぎて融通が利かないのと、やたら役人風を吹かせたがるのが玉に瑕だが、きっちりと記録を取り、報告書もていねいに仕上げるため、平七郎も助かっている。 最初は、橋廻りの業務に対していい加減に見える平七郎のことを白眼視していたが、探索の腕前を見せられたとたん、一目置くようになった。以来、平七郎のことは「平さん」と呼ぶ。 平七郎の口利きで上村道場に入門したが、剣術の腕はなかなか上達せず、念願の捕り物になっても、刃物を持った相手にはまだまだ分が悪い。 大村虎之助(おおむらとらのすけ) 平七郎と秀太の上司である与力。 歳は60を越えており、3度目にもらった妻がようやく嫡男貫太郎を産んだが、まだ10歳の年少のため、老骨に鞭打って出仕を続けている。もっとも、5日に1回の割合で平七郎たちから業務報告を受けるが、それ以外の日は本を読んだり居眠りしたり鼻毛を抜いたりして過ごしているらしい。 滅多に険しい顔をすることがないが、平七郎と秀太が橋廻りの職責を超えて捕り物に手を出し、定町廻りあたりから苦情を受けると、一応釘を刺す発言をする。「橋廻りは、見ざる、言わざる、聞かざる」が口癖。 しかし、内心では二人の弱者のための職掌逸脱を応援している向きがある。また、汐留橋袂で煮売り屋を営むおぬいが絡んだ事件では、人が変わったように真犯人逮捕に意欲を示し、捕り物の現場で武術の腕前も披露した。 一色弥太郎(いっしきやたろう) 吟味方与力筆頭格。かつては定町廻り時代の平七郎の上司だった。総兵衛殺人事件の責任を平七郎一人に押しつけ、自分は盗賊捕縛の手柄を独り占めして今の地位に昇った。 現在の平七郎は、そのことをちくりちくりと責めながら、一色に探索のための便宜を図らせている。ただ、その結果として悪人たちの存在が明らかになれば、実際に捕縛を指揮する一色も思わぬ手柄にありつくことになる。そのため、最初のうちは平七郎を煙たく思っていたが、だんだんと一色の方から難しい事件の探索を依頼してくるようになった。 執務室の火鉢に火が入ると、餅やらスルメやら、何か焼いたり煎ったりして食べたくなる性分。 婿養子として一色家に入ったためか、妻の千恵(ちえ)にはすっかり尻に敷かれている。10歳くらいの息子友之助(とものすけ)には好かれている。 亀井市之新(かめいいちのしん)、工藤豊次郎(くどうとよじろう) 定町廻り同心。親の七光りで定町廻りに就いた者たちで、あまり大きな手柄になりそうにない事件については真面目に捜査しようとせず、威張ってばかりで詰めが甘いため、世間の評判は良くない。一色も二人に対しては手厳しい。 橋廻りに左遷された平七郎や新米の秀太のことを、何かにつけて馬鹿にする。ただ、10巻でさすがに定町廻りを外されそうになり、平七郎の助けで手柄を立てて首がつながると、それ以来かなり低姿勢になった。ただし、仕事ぶりは相変わらず。 榊原主計頭忠之(さかきばらかずえのかみただゆき) 北町奉行。 平七郎の探索の腕を見込んで、「歩く目安箱」に任じ、弱い者たちのために励むよう密命を下した。平七郎左遷の裏事情についても了解している。 実在の人物であり、史実でも剛直で私曲のない人物像をうかがわせるエピソードが残されている。また、鼠小僧次郎吉の裁判を担当した。里見浩太朗主演のテレビ時代劇「八百八町夢日記」のモデル。詳しくは榊原忠之の項目を参照。 内藤孫十郎(ないとうまごじゅうろう) 榊原奉行の内与力。榊原奉行が平七郎を呼び出すときは、内藤の名で使いが来る。 八田力蔵(はったりきぞう) 隠密廻り同心。 融通が利かないと言われるほど、廉潔で無欲の人であるが、弥市というならず者と癒着しているとの噂が立ち、榊原奉行が平七郎に真相究明を命じた。 八田の妻の美野(みの)の兄が起こした事件のために、兄が弥市に脅迫されており、美野も八田に迷惑がかからないようにと、自ら家を出て兄の元に戻った。それが元で、娘の登美(とみ)がぐれてしまう。美野の兄が自殺した後は、弥市は八田を脅迫し、罪を犯しても重罰を受けないように口利きさせた。それで、八田は弥市との癒着を疑われるようになり、ついに謹慎を申しつけられる。 しかし、平七郎の活躍で事件は解決し、美野も八田と再び一緒になり、登美も立ち直って、仲良く暮らしている。 美野は、元は深川の売れっ子遊女だったのを八田が身請けして妻とした。その過去を弥市に知られたのが、この事件のきっかけだったのだが、八田自身は別段隠し立てをするでもなく、堂々と夫として妻を守っている。その誇り高い態度のせいか、妻の過去が問題になって左遷されるというような処分は行なわれなかった。 八田は平七郎のことを以前から高く評価していたが、平七郎の方は役目違いもあって、評判を聞く程度であった。しかし、この事件の後、二人は親しみを感じる間柄となり、時々互いに捜査協力をしている。 妻八(つまはち) 八田が手札を渡している岡っ引。 鮫島(さめじま) 年番方与力。定町廻りにとって足手まといの亀井と工藤の扱いに困り果て、橋廻りに押しつけようとして、大村に拒否されてしまった。
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北町奉行所
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/27 07:23 UTC 版)
曽根 勘右衛門(そね かんえもん) 北町奉行所の定町廻り同心。周助の家の事件を調べているため、彼とは馴染み深い間柄である。ある一件から「血煙の重蔵一味」が幕府と内通している事実を知り、周助に事実を話すかどうか悩んでいる。 周助の養父・徳兵衛とは若い頃からの友垣。最初は余り良い印象を持たなかったようだが、殴り合いを経て気の置けない親友となった。徳兵衛が恋心を抱いていたおあきの店が血煙の重蔵一味に襲撃されてからは、悲嘆に暮れる徳兵衛に友として「必ず血煙の一味を捕える」と誓った。
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北町奉行所
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/22 09:34 UTC 版)
「見届け人秋月伊織事件帖」の記事における「北町奉行所」の解説
蜂谷鉄三郎(はちやてつさぶろう) かつて長吉が岡っ引き時代に手札を貰っていた北町奉行所の同心。その縁で、今でも時々長吉に応援を頼むことがあり、蜂谷も長吉にだるま屋が関わっている事件についての情報を回してくれる。
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北町奉行所
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/01 00:57 UTC 版)
跡部山城守 演 - 楠年明(第1シリーズ - 第6シリーズ) 北町奉行。どちらかといえば事なかれ主義。 黒沢左門 演 - 平泉成(第7シリーズ) 北町奉行所年番方与力。青山よりも格上の与力で、目付の丹羽兵部の内意を受けて、青山を失脚させる事を目論む。八兵衛を物書き同心に降格させ、弥生に横恋慕している。「出来なきゃお前らはクビだ」が口癖。単なる悪役かと思いきや、弥生にプロポーズしたり、悪辣な丹羽と自身の正義心の間で思い悩む所もあった。最終的に青山・八兵衛らの純粋な正義心に心を動かされ、自分が丹羽の単なる捨て駒であると悟ったが、丹羽配下・角田庫之助に斬られた。
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