キャベツ戦略とは? わかりやすく解説

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キャベツ戦略

読み方:キャベツせんりゃく
別名:包心菜戰略

中国政府中国漁民による、自国領海拡げる戦略のこと。または、領海実効支配する戦略のこと。

キャベツ戦略では、中国政府他国領海、あるいは、紛争のある領海へ何隻かの漁船送り込む。そして、その漁船保護する名目で、漁船前方に何隻かの軍艦配置する。さらに軍艦前方漁船送り込み、またさらに前方軍艦配置する、という行為繰り返し自国領海を拡げていく。このような配置が、1枚ずつ包み込んでいるキャベツ似ていることからキャベツ戦略と呼ばれている。

南シナ海スカボロー礁黄岩島)は、中国台湾フィリピンなどが領有権主張しているが、中国2011年頃からスカボロー礁向けてキャベツ戦略を行い2013年9月にはコンクリートブロック設置するなどして実効支配着手している。



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