勘会とは? わかりやすく解説

かん‐かい〔‐クワイ〕【勘会】

読み方:かんかい

律令制で、地方官行政実際中央官庁帳簿とを照合すること。かんえ。


勘会

読み方:カンカイ(kankai)

国司郡司行政実際について、帳簿記載実物とを比べること。


勘会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/19 07:29 UTC 版)

勘会(かんかい)とは、律令制の下で行われた公文書の照合による租税徴収・行政事務に関する監査およびその方式。勘合(かんごう)とも。


  1. ^ 梅村、1989年、P52-82。
  2. ^ 例えば、寛平6年9月29日に出された太政官符(『類聚三代格』巻12)では、ほとんどの国で5年、場合によっては20年にわたって正税帳の未提出・遅延が相次ぎ、国司の交替時に自身の責任のない前年の正税帳を出して勘出があっても自らは無関係であると主張すると非難する文言が記されている。このため、解由状が出された国司でも税帳の勘会を終えていない者の解由は認めないとしている(山里、1991年、P112-113・118-119)。
  3. ^ 梅村、1989年、P104-138。山里、1991年、P98-125。


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