加速G
車両が加速するときに、その大きさは加速度で表すが、それを重力加速度のG(=9.8m/s2)を使って表したもの。加速度目(単位G)=駆動力F(kg)/質量M(kg/G)であるから、例えば重量1000kg(質量は1000kg/G)の自動車が、200kgの駆動力で加速するときの加速度は、200kg÷(1000kg/G)=0.2Gとなる。実車で発進加速度を測定するテストでは、簡易加速度計を車載して加速度波形を記録紙に描かせる。エンジンの出力向上仕様と元の仕様との差などが比較される。AT車では、自動変速時の変速ショック波形が測定され、改善仕様の効果が波形の形状から分析され、フィーリング評価とともに定量的評価が行われる。
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