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加茂岩倉遺跡

名称: 加茂岩倉遺跡
ふりがな かもいわくらいせき
種別 史跡
種別2:
都道府県 島根県
市区町村 雲南市加茂町
管理団体
指定年月日 1999.01.14(平成11.01.14)
指定基準 史1
特別指定年月日
追加指定年月日
解説文: 加茂岩倉遺跡は,平成8年10月農道建設工事中39個の多量銅鐸一括出土して大きな話題となった銅鐸埋納遺跡である。加茂町島根県東部流れ斐伊川支流赤川流域の小盆地にある。遺跡赤川支流をさらに3.5km遡った狭長な谷の最奥部所在し,埋納坑は谷に面した斜面中腹標高138m,谷底との比高18mの,見上げる位直にある。また,これより北西約3km位置には昭和5960年銅剣358本,銅鐸6個が出土した斐川町荒神谷遺跡がある。
 銅鐸発見後から平成9年度まで,島根県加茂町教育委員会遺跡確認調査実施し,銅鐸を埋納した土坑一部とこれに隣接する土坑1基を確認した。埋納坑の大半工事により破壊されていたが,その一部入れ子の状態で埋納された銅鐸2組計4個及び銅鐸3個の圧痕残存していた。埋納坑は残存していた北西辺と埋納状況から,長辺約2血短辺約1m,深さ50cmほどの長方形土坑推定される。銅鐸は,その出土状況大きさ及び数量からみて,基本的に大小一組入れ子状に埋納
されていたと推定される。埋納状況を保った二組の銅鐸は横にして立てて双方下部の口を合わせて納められている。埋納坑の壁は銅鐸の上部を納めるために部分的に袋状となる。銅鐸以外に遺物はなく,埋土は薄く何層にもわたり埋められている。
銅鐸塊納坑の西側3m位置隣接する土坑は,長辺2.4m短辺1.2m,深さ約50cmの規模で,埋納坑と同様に袋状となる。出土遺物は全くない。土坑や埋土の状況銅鐸埋納坑と共通しており,近接していることからも両者関連するものと考えられる
 出土した銅鐸本格的調査未了であるが,いずれも弥生時代中期に製作されたものである型式はほとんど外縁付鈕式と扁平鈕式で,一部に突線鈕式に入る可能性のあるものを含む。大きさ大小2種あり,大型品は高さ45cm前後で計20個、小型品は高さ30cm前後で計19個ある。身の文様流水文,四区袈裟襷文,六区袈裟襷文で,鋳造後鈕の頂部荒神谷遺跡銅剣にもみられる×印を刻したものが12確認されている。同笵関係にある銅鐸判明しているものは15個8組あり,その出土地は鳥取兵庫奈良・和歌山・福井の各県である。製作地の多く近畿地方考えられるが,一部のものは文様特徴から出雲産の可能性もある。
 39個の銅鐸弥生時代中期から後期時期に,当時集落から離れ山中の谷斜面に掘られた土坑に-括埋納されたと考えられる近年銅鐸荒神谷遺跡含めて発掘調査による検出例がいくつか知られているが,このように多量一括埋納された状況把握できたのは初めてであり,銅鐸機能使用廃棄方法銅鐸生産流通あり方等を考え上できわめて重要である。よって史跡指定保存を図るものである
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加茂岩倉遺跡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/01/20 00:20 UTC 版)

加茂岩倉遺跡:埋納状況が屋外に復元されている

加茂岩倉遺跡(かもいわくらいせき)は、島根県雲南市加茂町岩倉にある弥生時代の遺跡。国の史跡に指定されている(1999年1月14日)。


  1. ^ 標高138メートル
  2. ^ 一個所での最多記録で、今までは滋賀県野州町大岩山と神戸市桜ヶ丘町神岡(かみか)の14個が一番多かった。


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