加圧ろ過
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 23:40 UTC 版)
加圧ろ過とは、減圧ろ過でもろ過しきれない物質に対するろ過法。耐圧の容器(加圧ろ過器などと呼ぶ)に、ろ紙とろ過したいものを充填し、ろ過液面上部を圧縮空気もしくは窒素などの不活性ガスで加圧する。理論的にはろ材もしくは容器が耐えうる圧力まで加圧することができるので、大気圧分までしか差圧が得られない減圧ろ過に比べて効率よくろ過を行うことができる。また、通常のろ紙ではこの圧力に耐えることができないため、専用に設計されたろ過板を用いることが多い。
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