別府地獄めぐり
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別府地獄めぐり(べっぷじごくめぐり)は、大分県別府市の別府温泉に多数存在する様々な奇観を呈する自然湧出の源泉「地獄」を、定期観光バスなどで周遊する定番の観光コースである。また、これらの地獄の総称としても使われる。海地獄、血の池地獄、白池地獄、龍巻地獄は、2009年(平成21年)7月23日に、別府の地獄として国の名勝に指定されている[1][2]。
注釈
- ^ 現在、流川 - 霊泉寺の区間は大分県道52号別府庄内線、霊泉寺 - 大字内䆴の区間は大分県道218号別府山香線、大字内竈 - 亀川浜田町の区間は大分県道642号鉄輪亀川線に指定されている。
- ^ その後、1935年(昭和10年)会社は解散する。
- ^ 当時「不老暢人」のペンネームで文筆活動をしていた社員薬師寺知朧の作で、親交のあった菊池寛、久米正雄が別府に来た時に読んでもらい一部を修正した。
出典
- ^ 文部科学省告示第百十三号(平成21年7月23日付 官報 号外第154号にて告示)
- ^ 別府の地獄 - 文化遺産オンライン(文化庁)
- ^ a b c d 文化的景観 別府の湯けむり景観保存計画 第2部 文化的景観の調査報告 第6章 温泉・湯けむりに関する文化財 (PDF) 別府市
- ^ “日本初のバスガイド逝く 昭和初め、別府温泉PRに尽力”. 2009年4月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年3月31日閲覧。 asahi.com(朝日新聞)、2009年3月31日
- ^ “亀の井バスに2年ぶり新人バスガイド、GWにデビュー”. 2009年4月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年5月9日閲覧。 YOMIURI ONLINE(読売新聞)、2009年4月19日
- ^ 名物企画「オオオニハス乗り」始まる - 大分合同新聞 2009年08月14日
- ^ “海地獄│別府温泉が家で楽しめる えんまんの湯”. えんまんの湯. 2022年11月2日閲覧。
- ^ 龍巻地獄 日本一の「おんせん県」大分県の観光情報公式サイト
- ^ 龍巻地獄 別府なび
- ^ a b 別府市の指定文化財
- ^ 坊主地獄 別府なび
- ^ 「地獄」を借り受けて温泉力発電、別府で100kW スマートジャパン(ITmedia)、2013年9月2日
- ^ “テーマは「温泉が、もっと愛おしくなる」 地獄温泉ミュージアム 12月1日オープン”. TBS NEWS DIG (2022年11月25日). 2022年11月27日閲覧。
- ^ 別府明礬温泉の湯の花製造技術 - 文化遺産オンライン(文化庁)
- ^ 明礬地獄【公式】 別府・明礬温泉 岡本屋売店
- ^ 温泉資料館 大分県 鶴見地獄 温泉奉行所
- ^ 「100年前の日本 絵葉書に綴られた風景-明治・大正・昭和-」生田誠/編著 ISBN 4-86126-296-8 98頁 浴室風景(別府)
- ^ 温泉資料館 大分県 鉄輪地獄 温泉奉行所
別府地獄めぐり
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 14:46 UTC 版)
別府地獄めぐりコースは別府市内に多数存在する様々な奇観を呈する自然湧出の源泉「地獄」を観光名所化した別府温泉の定番観光コース。名勝「別府の地獄」に選定されているものも含め、7つの地獄を周遊する。 七五調案内 少女車掌(現のバスガイド)が沿線の観光地を「ここは名高き流川、情けも厚き湯の街の、メインストリートの繁華街、夜は不夜城でございます」等の名調子で案内して好評を博したもの。このアイディアは油屋熊八が箱根の冨士屋ホテルに泊まった際、番頭が漢文調で話しているのを聞いて浮かんだもので、案内文は「不老暢人」のペンネームを持つ社員薬師寺知朧の作で、研究に研究を重ね、当時親交のあった菊池寛、久米正雄に一部修正をしてもらい、七五調になったといわれている。現在も地獄めぐり定期観光バスで案内している。CDも発売された。 なお、2018年7月1日より、青鬼をモチーフとしたデザインのラッピングが施された専用車が使用されている。
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