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分散型電源

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/03/17 13:06 UTC 版)

分散型電源(ぶんさんがたでんげん)とは、電力供給の一形態であり、比較的小規模な発電装置を消費地近くに分散配置[1]して電力の供給を行なう機械そのものや、その方式のことである。二次送電系統への系統連系を中心とした中小規模の発電施設から、太陽光や風力、燃料電池などの規模の小さい低出力の発電装置まで、各種の多様な電源が含まれる。


  1. ^ 消費する場所に設置する発電装置は「オンサイト型電源」と呼ばれる。
  2. ^ 「発電効率」は、廃熱回収によっても発電するコンバインドサイクル発電を行わないなら、燃料を完全燃焼させて生じる熱量の合計に対して生み出される電気エネルギーの割合で表され、熱効率と同義となる。コンバインドサイクル発電での効率は、燃料を完全燃焼させて生じる熱量の合計に対して生み出される総電気エネルギーの割合である「総合熱効率」を用いて表される。
  3. ^ パワーコンディショナーが分散型電源側での電力制御を司るのに対して、受電や売電といった料金のための計量(と高機能なものは逆潮流の制御まで)を行うのは、従来の電気メーターの代替として開発されている「スマートメーター」である。
  4. ^ エネルギー政策研究会編著、『電力ビジネス事典』、エネルギーフォーラム、2002年4月27日第2刷発行、ISBN 4885552702
  5. ^ 電力の分配に交流式の送電が採用されているのは、簡単な構造の変圧器で電圧を昇圧/降圧できるためである。変圧器は、アルミニウムの塊であり重量や体積があって設置場所を選び、さらに銅は幾分高価格であるが、電圧変換時の損失が比較的少なく故障もほとんど生じないために長年採用され続けている。21世紀に入ると電力用半導体素子の性能向上によって電力機器としての変圧器に代わる新たな装置が現れはじめており、こういった技術開発がさらに進めば直流送電から直流給電まで交流を使わずに超高圧から低圧までを低損失で変圧できるようになると期待されている。


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