出雲風土記とは? わかりやすく解説

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いずものくにふどき〔いづものくにフドキ〕【出雲国風土記】

読み方:いずものくにふどき

奈良時代地誌1巻出雲広島編和銅6年713)の詔により撰進された風土記一つで、天平5年733成立出雲地方地勢地名物産伝説などを記す。現存風土記唯一の完本。出雲風土記。


出雲国風土記

(出雲風土記 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/12 10:41 UTC 版)

出雲国風土記』(いずものくにふどき)は、出雲国風土記。編纂が命じられたのは和銅6年(713年)5月、元明天皇によるが、天平5年(733年2月30日に完成し、聖武天皇に奏上されたといわれている。「国引き神話」を始めとして出雲に伝わる神話などが記載され、記紀神話とは異なる伝承が残されている。現存する風土記の中で唯一ほぼ完本の状態である。


注釈

  1. ^ 島根郡の神社一覧には大幅な欠落があり、『出雲風土記鈔』や『万葉緯』(今井似閑編)等には補訂されたものが掲載されている。

出典

  1. ^ a b 関和彦「古代出雲の国のかたちをたどる」(怪vol.0035』角川書店、2012年。 
  2. ^ 木本好信『古代史論聚』(岩田書院、2020年)
  3. ^ 最古の出雲国風土記引用”. 読売新聞 (2017年2月18日). 2017年2月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年4月5日閲覧。
  4. ^ 発見 出雲国風土記利用の巻物”. 毎日新聞 (2017年2月18日). 2021年4月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年4月5日閲覧。


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