さいしょり‐こうじょう〔‐コウヂヤウ〕【再処理工場】
再処理工場
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再処理工場(さいしょりこうじょう)とは、原子炉から出た使用済み核燃料の中から使用可能なウラン、プルトニウムを取り出す施設である。
- ^ “Reprocessing ceases at UK's Thorp plant”. World Nuclear News. (2018年11月14日) 2021年9月16日閲覧。
- ^ 鎌田慧「第1章 悲劇の六ヶ所村」/ 鎌田慧・斉藤光政著『ルポ 下北核半島 -原発と基地と人々-』岩波書店 2011年 19ページ
- ^ 「六ヶ所再処理工場」とは何か、そのしくみと安全対策(前編), 資源エネルギー庁, (2020/03/06)
- ^ Matthew Bunn, Steve Fetter, John P. Holdren and Bob van der Zwaan (December 2003), The Economics of Reprocessing vs. Direct Disposal of Spent Nuclear Fuel, Belfer Center for Science and International Affairs, Harvard University
- ^ “【社説】 原発資料隠し 再処理工場の運転凍結を”. 朝日新聞. (2004年7月5日) 2011年6月6日閲覧. "「ないと思っていたが、探してみたらロッカーにあった」。そんな信じがたい説明とともに、10年前につくった重要な資料が経済産業省から出てきた。 原発の使用済み燃料を再処理するか、そのまま埋めるか。その二つの方式のコストを比べた資料が隠されていたのだ。 日本は核燃料サイクル政策をとっている。原発の使用済み燃料を再処理し、取り出したプルトニウムを使おうというものだ。このコストを計算したら、再処理せずに使用済み燃料を捨てる直接処分方式より2倍近くも割高となった。"
- 1 再処理工場とは
- 2 再処理工場の概要
- 3 概要
- 4 日本での再処理
- 5 脚注
再処理工場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/16 21:45 UTC 版)
セラフィールドは当初より、使用済み核燃料の再処理工場も多く保有していた。再処理が施されることにより、例えば日本の高速増殖炉もんじゅなどに利用されるMOX燃料の製造にプルトニウムを用いることが出来る。他にも、ガンマ線照射用の線源としてセシウム137の抽出を行うなど、核分裂生成物を再利用するための努力も行なわれてきた。 日本の原子力政策との関わりも深く、20世紀後半頃からは、再処理する受け入れ使用済み核燃料の全収容量の4分の1近くが日本の原子力発電所からのものに想定されていた。2010年からは中部電力との独占契約状態にあった。中部電力の管理下にある静岡県の浜岡原子力発電所が2011年以降は運転を停止していることに伴い、存続の危機が指摘されていた。 B204(閉鎖) B205 ソープ再処理工場(2018年操業終了)
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