円観とは? わかりやすく解説

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えんかん 【円観】


円観

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/04 04:04 UTC 版)

円観(えんかん、1281年9月1日弘安4年閏7月17日) - 1356年4月2日正平11年/延文元年3月1日))は、鎌倉時代後期から南北朝時代にかけての天台宗。字は慧鎮(えちん)。常用漢字を使って恵鎮と書かれることも多い。後伏見花園後醍醐光厳光明天皇の5帝にを授けたために「五国大師」の異名を得た。


注釈

  1. ^ 北嶺系の遁世僧には、親鸞のように反戒律を主張する一派だけではなく、円観のように戒律護持を主張する一派もあったことは、鎌倉仏教を考察する際、重要な視点たりうるとの指摘がある。松尾(1995)p.36
  2. ^ 日本史学者松尾剛次は、『太平記』を完成させたという小島法師は円観の弟子でなかったかと推定している。松尾(1995)p.36

参照

  1. ^ a b 松尾(1995)p.36


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