六角承禎とは? わかりやすく解説

六角義賢

(六角承禎 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/12 05:16 UTC 版)

六角 義賢(ろっかく よしかた)は、戦国時代から安土桃山時代にかけての武将守護大名近江国守護。南近江の戦国大名六角氏15代当主。観音寺城主。官位従五位下左京大夫。剃髪後は承禎(じょうてい)と号した。


注釈

  1. ^ 阿加郡、山田郡阿拝郡
  2. ^ 但し北近江は京極氏の勢力圏となっていた。
  3. ^ 隠居は永禄2年(1559年)説もある[要出典]
  4. ^ 但し、これは祖父の六角高頼鈎(まがり)の陣に倣ったものでもあった。また、当初は鈎の陣と同じように(足利義昭率いる)幕府軍と六角氏の戦いという構図で認識された可能性があり、いずれは幕府軍は撤退して観音寺城を奪還できるという判断をした可能性も指摘されている[9]

出典

  1. ^ 村井 2019, p. 233.
  2. ^ 畑井 1997.
  3. ^ a b 新谷和之「近江六角氏の研究動向」『近江六角氏』戎光祥出版〈シリーズ・中世西国武士の研究 第三巻〉、2015年。ISBN 978-4-86403-144-8 
  4. ^ 長谷川裕子 著「浅井長政と朝倉義景」、樋口州男 他 編『歴史の中の人物像―二人の日本史』小径社、2019年、138-146頁。ISBN 978-4905350101 
  5. ^ 「永禄8年12月27日付三雲定持・成持宛和田惟政書状」(『福田寺文書』)
  6. ^ 奥野高廣「織田信長と浅井長政との握手」『日本歴史』248号、1969年。 
  7. ^ 久保尚文「和田惟政関係文書について」『京都市歴史資料館紀要』創刊号、1984年。 /所収:久野雅司 編『足利義昭』戎光祥出版〈シリーズ・室町幕府の研究 第二巻〉、2015年。ISBN 978-4-86403-162-2 
  8. ^ 『野洲町史第2巻 (通史編 2)』p6 野洲町 1987年3月31日刊 全国書誌番号:87037576
  9. ^ 村井 2019, pp. 284–285.
  10. ^ 村井 2019, p. 286-287.
  11. ^ a b 信長公記第6巻
  12. ^ 「山中文書」十二月二十四日付「六角承禎書状」(『甲賀郡志』下巻)
  13. ^ 信長公記第7巻
  14. ^ a b c d e f g 六角氏式目に名前の掲載有り。


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六角承禎

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殿といっしょ」の記事における「六角承禎」の解説

姓と相容れない容貌五角形の顔)の殿。その容貌のせいで藤吉郎に「よくも人のボケ殺しやがったな」と逆恨みをされる。「コラァ」が口癖織田信長の上洛には反抗しているが、その結末はわずか一コマ説明されている。地獄耳で、絶対に聞こえるはずのない織田家における会話聞こえる。

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六角承禎

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戦国八咫烏」の記事における「六角承禎」の解説

近江の大名将軍足利義栄派であるため足利義昭擁立上洛目指す信長孫一らと対決する

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