公立高等学校受検とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 公立高等学校受検の意味・解説 

高校受験

(公立高等学校受検 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/15 16:55 UTC 版)

高校受験(こうこうじゅけん)は、高等学校入学試験を受験することである。その試験を高校入試(こうこうにゅうし)という。


注釈

  1. ^ 学校教育課程では初等教育は満6歳以上からとなっている。初等教育の修業年限は6年間であり、前期中等教育の修業年限は3年間であるため、後期中等教育の課程への入学年度の年初で満15歳以上となる(学齢#定義の変遷も参照)。ただし、就学義務猶予免除等により前期中等教育の課程を修了していない者でも、年初に15歳以上であれば、中学校卒業程度認定試験(中検)に合格することで一般の中学校卒業者と同等とされ、同様に後期中等教育の課程(高等教育機関であるものの高等専門学校も含む。)に入学できる(学校教育法施行規則第95条第4号)。なお一部の後期中等教育の学校では、中検に代えて独自の試験をして出願資格を判断することもある。
  2. ^ 例えば、一部の国立私立の高校では募集要項で「その年度に中学校を卒業する見込みの者(既卒ではない中学生)」のみを対象としている。また、募集の対象が「中学校を卒業する見込みの者」(現役生限定)であれば、16歳以上の卒業見込みの中学生も現役生として入学できるかに見えるが、実際には年齢上限が別に設けられていたり、学校側の判断で落とされる場合も多く、入学が許可されるとは限らない。
  3. ^ 学校教育法施行規則第95条第1号における、「外国において、学校教育における9年の課程を修了した者」。
  4. ^ 大阪府では中学校の卒業式の数日後に公立高校の一般入試を行うことが慣習になっている。愛知県でも同様に中学校の卒業式を行った後の3月中旬に公立高校の一般入試が行われている。

出典

  1. ^ 「開成」「灘」が名門校になった理由”. PRESIDENT Online(プレジデントオンライン) (2015年3月25日). 2020年3月23日閲覧。
  2. ^ a b 大脇康弘「戦後高校教育の歴史-1945年〜1990年-」『教育学論集』第23巻、大阪教育大学教育学教室、1994年9月、pp.43-44,47、2008年12月12日閲覧 
  3. ^ 十五の春(ジュウゴノハル)とは? 意味や使い方 - コトバンク
  4. ^ 岩田一正「1966年から1980年までの教育言説の相克 : 高校入試を中心として」『成城文藝』248・249、成城大学文芸学部、2019年9月、78-57頁、ISSN 0286-5718CRID 10500038248263788802023年5月12日閲覧 
  5. ^ 1.高等学校教育の現状:文部科学省(2012年9月)
  6. ^ a b 「偏差値」ってそもそも何?マイナスイメージがあるのはなぜ?[高校受験]|ベネッセ教育情報サイト” (2018年10月9日). 2020年3月23日閲覧。
  7. ^ なぜ日本は偏差値が嫌いなのに使い続けるのか 考案した元・中学教員が語った“生徒のために作った偏差値が悪者になるまで” (3/3)”. ねとらぼ (2020年3月4日). 2020年3月23日閲覧。
  8. ^ 高等学校入学者選抜について(通知):文部科学省(1993年2月22日)
  9. ^ 中高一貫教育の概要:文部科学省(2012年2月)
  10. ^ 中学受験の歴史 - 高校ランキング - ウェイバックマシン(2020年10月23日アーカイブ分)
  11. ^ 高等専門学校高等教育機関だが、前期中等教育課程のいずれかを修了した者であれば進学することができる学校教育機関なので、教育課程としては後期中等教育で行う内容も包含されている(第1~3学年が高等学校3年間に相当)。しかしながら同校はあくまでも高等教育機関のため、制度上は高等学校とは全く別の学校である。
  12. ^ かつては、満20歳以上の者を対象としていたが、改正民法により成人年齢が満18歳以上に変更されたものの、成人特別入試の対象は学校の設置者によって異なる場合がある。
  13. ^ 全国の公立高校学区数一覧と学区撤廃 - 公立高校1000校 WebARENA | NTTPC
  14. ^ 公立高等学校入学者選抜における県外からの募集実施状況
  15. ^ 学校基本調査 令和4年度 初等中等教育機関・専修学校・各種学校《報告書掲載集計》 卒業後の状況調査 中学校 | ファイル | 統計データを探す | 政府統計の総合窓口
  16. ^ 瀬戸純一 『【新教育の森】キーワードの軌跡 今週のテーマは…「高校」』毎日新聞朝刊、1999年5月1日。
  17. ^ 全入でも解決せぬ ゆがむ高校進学 中学側の安易な指導批判 教研集会で報告『朝日新聞』1976年(昭和51年)1月25日朝刊、13版、19面
  18. ^ 岡山高教組・高校像検討委員会編 (1999年5月). “提言2 総合選択制高校と希望者全入の追求を”. 私たちのめざす高校像 - 5つの提言. 岡山県高等学校教職員組合. 2008年8月3日閲覧。
  19. ^ 私立高、5教科入試じわり 狙いは国公立の受験生? [変わる進学:朝日新聞デジタル]
  20. ^ 全国の特色選抜 愛知県
  21. ^ 『教育改革をデザインする』28-31・75・90-91頁。
  22. ^ 増える高校募集停止…都内難関校を志望する女子はどうなる? MONEY PLUS
  23. ^ 【高校受験】巣鴨が5教科入試へ|三田学院
  24. ^ 高校の東大合格者数ってどれくらい?-教えて!goo
  25. ^ 高校受験の内申点の計算方法や影響度合を解説|やる気スイッチの個別指導学習塾・スクールIE
  26. ^ 『教育改革をデザインする』75頁。
  27. ^ 『教育改革をデザインする』28-31・75-76頁。
  28. ^ 『教育改革をデザインする』89頁。
  29. ^ a b 『教育改革をデザインする』pp.74-75。





英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

公立高等学校受検のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



公立高等学校受検のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの高校受験 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS